「理想の間取りにしたいけれど、見積もりが予算を大幅にオーバーした」「資材や人件費の高騰で本当にリノベーションできるの?」 多くの方が直面する「費用の壁」ですが、諦める必要はありません。リノベーション費用は単に安い素材を選ぶだけでなく、プロの「賢く抑える工夫」を知ることで最終的な金額が数百万円単位で変わります。
本記事では、厚木・海老名エリアで中古物件購入やご実家のリノベーションをご検討中の方へ、品質や満足度を落とさずにコストダウンを図る具体的な工夫を徹底解説します。
費用の抑え方は「視点」で変わる!リノベーションの3つの種類とコスパの考え方

リノベーションの費用を抑える工夫を考える際、最初に理解しておかなければならないのが、「短期的視点(初期費用を安くする)」と「長期的視点(将来のメンテナンス費用を安くする)」という2つの考え方です。 工事の規模によって、リノベーションは主に3つの種類に分けられます。ご自身の住まいがどれに当てはまるか確認してみましょう。
部分リノベーション(短期的コスパ:◎ / 長期的コスパ:△)
「古くなったトイレや洗面台だけ新しくしたい」「リビングの一角にテレワーク用の書斎スペースを作りたい」「和室を洋室に変更したい」など、特定の場所だけをピンポイントで改修する方法です。
◎メリット◎
工事範囲が限定されるため、初期費用を最も安く抑えられます。住みながらの工事も可能な場合が多く、仮住まいの費用もかかりません。
◎向いているケース◎
築10年〜15年程度の築浅物件にお住まいの方や、設備の一部だけが故障してしまった方。
表層リノベーション(短期的コスパ:◎ / 長期的コスパ:△)
壁紙(クロス)や床のフローリングの張り替え、システムキッチンの交換、建具(ドア)の交換など、目に見える「表面部分」だけを一新する方法です。不動産サイトで見かける「リノベ済み物件」の多くがこれに該当します。
◎メリット◎
家全体の印象は新築のように美しくなり、間取り変更を伴わないため設計費用や解体費用が抑えられます。
◎デメリット◎
壁の裏側にある古い給排水管や、昔の薄い断熱材などの「見えない部分」は古いまま残ります。そのため、数年後に床下で水漏れが起きた場合、せっかく新しくした床を剥がして再工事するリスクがあります。
スケルトンリノベーション(短期的コスパ:△ / 長期的コスパ:◎)
室内の壁や床、天井をすべて解体し、建物の骨組みだけの状態にしてから、間取りや配管、断熱材、電気配線までゼロから新築同様に作り直す方法です。
◎メリット◎
目に見えない部分の老朽化を完全にリセットできます。現代のライフスタイルに合わせた自由な間取り変更が可能です。
◎デメリット◎
大規模な解体と廃棄物処理、全面的な工事が必要になるため、初期費用は最も高額になります。
厚木・海老名エリアの築古物件なら「スケルトン」が結果的に安い!
厚木市や海老名市周辺は、1980年代〜90年代に分譲された木造の一戸建が多く存在します。現在、まさに「築30年〜40年」という建物のターニングポイントを迎えている物件が密集しているエリアです。
一般的なマンションや戸建ての給排水管の寿命は、約20年〜30年と言われています。 もし築30年のご実家を「表層リノベーション」だけで綺麗にしたとしても、数年後には高確率で配管の寿命が訪れます。水漏れが起きてから床を壊して配管を直し、また床を張り直す……という二度手間になれば、莫大な追加費用がかかります。
初期費用はかかっても、「一度スケルトン状態にして、古い配管をすべて最新の樹脂管に交換し、断熱材もしっかり入れ直す」という長期的な視点を持つことが、将来の無駄な出費を防ぎ、結果的に生涯のトータルコストを抑える最大の工夫となるのです。
プロが教える!リノベーション費用を劇的に抑える8つの「工夫」

ここからは、限られた予算内で満足度を最大化し、賢くコストを削るための具体的な8つの工夫を徹底解説します。
工夫1:絶対に譲れない「優先順位」を家族で明確にする
「アイランドキッチンにしたい」「無垢材の床にしたい」「ウォークインクローゼットを作りたい」「お風呂は広くしたい」……リノベーションの夢は膨らみますが、希望をすべて詰め込めば費用は青天井に膨らみます。 予算オーバーを防ぐ第一歩は、「今回のリノベーションで絶対に叶えたいこと」の優先順位を明確にすることです。
優先順位を決める実践のコツ
ご家族全員で「どうしてもやりたいこと」をノートに書き出し、ランキング形式で上位3つを決めます。上位に入らなかった項目は、「既存のものを再利用する」「安価な素材で代替する」あるいは「今回は見送る」と思い切って仕分けをしましょう。この軸がブレないことで、プロとの打ち合わせもスムーズになり、無駄な提案(=コスト増)を防ぐことができます。
工夫2:水回りの「位置」と既存の間取りを最大限活かす
リノベーション費用が大きく膨らむ最大の原因は、「大規模な間取り変更」と「水回り設備の移動」です。 壁を壊して部屋を繋げる工事には、解体費だけでなく、建物の強度を保つための「耐震補強費」が追加でかかります。また、キッチンやお風呂の位置を大きく移動させる場合、床下の空間に新しい給水管・排水管・排気ダクトを通すための大がかりな工事が必要になります。
コストダウンの工夫
キッチン、お風呂、トイレの位置は「元の場所から動かさずに」新しい設備に入れ替える。これだけで数十万円〜百万円以上のコストカットに繋がります。
壁を取り払う範囲を最小限に留め、既存の柱や間仕切り壁を活かした設計プランをプロに提案してもらいましょう。
工夫3:設備・建材の「グレード」にメリハリをつける
住宅設備のメーカーショールームに行くと、最新機能が搭載された最上位グレードのキッチンやお風呂が輝いて見え、つい選びたくなってしまいます。しかし、そこが予算オーバーの大きな落とし穴です。
コストダウンの工夫
「本当にその機能は毎日使うのか?」を冷静に見極め、必要十分な機能を持つミドルグレードやスタンダードグレードを選びましょう。見た目にこだわりたい場合は、「キッチンの本体は標準仕様にして、扉のカラーや取っ手だけをオプションでおしゃれなものに変更する」といったカスタマイズで、費用を抑えつつ高級感を出すことができます。
床材や壁紙も同様です。来客の多いリビングや玄関にはこだわりの無垢フローリングやアクセントクロスを使用し、寝室や子供部屋、収納の中は手頃な複合フローリングや量産品のクロスにするなど、「見せる場所」と「見せない場所」で素材のグレードにメリハリをつけるのが鉄則です。
工夫4:無理のない範囲で「DIY(セルフリノベ)」を取り入れる
壁の塗装、漆喰塗り、壁紙の張り替え、ちょっとした飾り棚の取り付けなどをご家族自身でDIY(セルフリノベーション)することで、職人さんの人件費(施工費)を大きく削減できます。
コストダウンの工夫
材料費だけで済むため数万円単位の節約になり、何より「自分たちの手で家づくりに参加した」という素晴らしい愛着が生まれます。
【重要】DIYの注意点
電気工事(コンセントの増設など)や水回りの配管工事、ガス工事などは、国家資格が必要な専門領域です。素人が手を出すと火災や水漏れの大事故に直結するため、絶対にプロに任せてください。DIYはあくまで「仕上げ(表層)」の範囲に留めるのが安全です。
工夫5:高額な「造作家具」を見直し、既製品と組み合わせる
空間にぴったり収まり、統一感を出せる「造作家具(オーダーメイドの家具)」。テレビボードや本棚、キッチンの背面収納などを造作で依頼すると非常に素敵ですが、大工さんの手間賃と木材費がかかるため既製品の家具を買うよりもはるかに高額になります。
コストダウンの工夫
造作家具は最小限に抑えましょう。例えば「キッチンの背面収納は、無印良品やIKEAなどの市販の収納ボックスやキャビネットがぴったり隙間なく収まるように、壁のサイズだけをあらかじめ設計してもらう」という手法(セミオーダー化)をとることで、造作家具のようなスッキリとした見た目と、数十万円のコストダウンを両立させることができます。
工夫6:「建具(ドア)」の再利用とリメイク術
室内ドアやクローゼットの扉(建具)をすべて新品に交換すると、製品代と取り付け費で1箇所あたり数万円〜10万円ほどかかります。家中の建具を変えれば数十万円の出費です。
コストダウンの工夫
ドア本体に歪みや壊れがない場合は、既存のドアをそのまま活かす工夫をしましょう。ドアの表面に木目調などの「ダイノックシート(高意匠の装飾フィルム)」を貼ったり、上からお好きな色で塗装したり、ドアノブ(取っ手)だけをアイアン調のアンティークなものに交換するだけで、まるで新品のようにおしゃれに生まれ変わります。
工夫7:相見積もりを取り、「提案力」で比較する
同じ要望を伝えても、リノベーション会社によって見積もり金額は全く異なります。3社程度から「相見積もり」を取りましょう。
コストダウンの工夫
ここで重要なのは、「一番金額が安い会社を選ぶ」ことではありません。安すぎる見積もりは、後から追加工事費を請求されたり、見えない部分の手を抜かれたりするリスクがあります。 比較すべきは「予算内に収めるために、どのようなコストダウンの工夫(代替案)を提案してくれたか」という設計力と提案力です。「この壁を残せば安くなりますよ」「この設備なら同等の機能でメーカーを替えれば割引率が高いですよ」と、プロの目線で費用を抑える工夫を積極的に教えてくれる会社こそが、信頼できる依頼先です。
工夫8:国や自治体の「補助金・減税制度」を逃さず活用する
リノベーションの内容によっては、国や自治体から数十万円〜最大200万円単位の補助金が支給される制度が数多く存在します。これを使わない手はありません。
【主な補助金の対象工事】
◎省エネ改修◎
すべての窓に「内窓(二重窓)」を設置する断熱改修、高効率給湯器(エコキュート等)の導入、節水型トイレへの交換など。
◎バリアフリー改修◎
手すりの設置、段差の解消、廊下の拡幅など。
◎耐震補強◎
1981年以前の旧耐震基準の建物を現行基準に適合させる改修。
厚木・海老名エリアの工夫
国の大型補助金(子育てエコホーム支援事業や先進的窓リノベ事業など)に加え、厚木市や海老名市が独自に設けている「住宅改修補助制度」が併用できる場合があります。ただし、補助金は「予算上限に達し次第終了」「着工前の事前申請が必須」という厳しいルールがあるため、物件探しの段階や設計の初期段階から「どの補助金が使えるか」を施工会社に相談し、スケジュールを逆算して賢く制度を利用する工夫が欠かせません。
ローン・資金計画で最終的な支払総額を抑える工夫

工事費用そのものを下げる工夫に加えて、「どうやってお金を借りるか」も、何十年と払い続ける最終的な支払総額を抑えるための極めて重要なポイントです。
中古物件を購入+リノベする場合:「住宅ローン一体型」が最強
中古住宅を購入して同時にリノベーションする場合、絶対に利用したいのが「一体型ローン」です。 これは、物件の購入費用とリノベーションの工事費用をまとめて「金利の低い住宅ローン」で借り入れできる仕組みです。一般的なリフォームローン(金利2〜3%台)に比べて、住宅ローン(金利0.3〜1%台)は圧倒的に低金利であり、返済期間も最長35年と長く設定できるため、毎月の返済額を驚くほど安く抑えることができます。
すでにお持ちの家(実家など)をリノベする場合:「住宅ローン」の活用を最優先に
「すでに持ち家があるなら、リフォームローンしか使えないのでは?」と誤解されがちですが、実は持ち家の大規模なリノベーションであっても金利の低い「住宅ローン」を活用するのが一般的です。
住宅ローンはリフォームローンに比べて圧倒的に低金利であり、最長35年という長期の借り入れができるため、毎月の返済額を大きく抑えることができます。
一方の「リフォームローン」は、無担保でスピーディーに借りられるメリットはありますが、借入限度額が低く返済期間も短い(最長10〜15年程度)、そして何より「金利が高い」という大きなデメリットがあります。そのため、数百万円単位のスケルトンリノベーションではなく、水回りの交換などの小規模な改修の場合や住宅ローンを組むための担保(土地や建物の価値)が十分にない場合の選択肢として考えるのが基本です。
どちらを利用するにしてもメインバンクだからと安易に決めるのではなく、複数の金融機関の金利条件をしっかり比較検討しましょう。近年は「省エネ改修(断熱など)」や「バリアフリー改修」を行う場合、ローンの金利が優遇されたり、所得税が控除(減税)されたりする制度もあるため、これらも漏れなく活用する工夫が必要です。
【海老名市】予算内で理想を叶えたコストダウン成功事例

具体的なイメージを掴んでいただくために、厚木・海老名エリアでのよくあるリノベーションの条件をもとにどのように工夫を凝らして費用を抑えたのか、ケーススタディをご紹介します。
ご実家(築35年・戸建て)を二世帯向けにリノベしたA様
【当初の要望】
1階の細かく区切られた和室や台所をすべてぶち抜き、アイランドキッチンのある20帖の大空間LDKにしたい。お風呂も広い場所に移動させたい。
【見積もりの壁】
大規模な壁の撤去に伴う耐震補強費と、水回りの大移動による配管工事費が嵩み、予算を300万円オーバー。
【費用を抑えた工夫】
水回りの固定: キッチンとお風呂の位置は元のまま動かさず、設備だけを最新のものに入れ替えるプランに変更(−120万円)。
壁を残す設計: 20帖の完全な大空間ではなく、建物を支える中央の「抜けない柱と耐力壁」をあえて残し、それを空間のアクセント(飾り棚)として活用する間取りに変更。過剰な耐震補強工事を回避(−100万円)。
メリハリ: アイランドキッチンは諦め、壁付けキッチンの前に手作りのカウンターを設置して対面風に見せる工夫を採用(−80万円)。
【結果】
予算内に収めつつ、広々としたリビングと安心の耐震性能を手に入れました。
メリハリのある工夫と資金計画で、賢く理想の住まいを手に入れよう

リノベーション費用を抑える最大の工夫は、「とにかくすべてを一番安いものにする」という我慢をすることではありません。 「自分たちの暮らしにとって本当に価値のある部分(譲れない優先順位)にはしっかりとお金をかけ、そうでない部分や見えない部分は既存利用や工夫によって潔くコストを削る」というメリハリを持つことです。
既存の配管を活かせるか見極めて補助金を使い倒し、プロの知恵(設計の工夫)を借りることで、予算内でも驚くほど快適でおしゃれな理想の家をつくることは十分に可能です。
「うちの実家の間取りだと、どこを活かせば一番費用が抑えられる?」 「我が家で使える最新の補助金情報を知りたい」
そんなご希望やお悩みがありましたら、ぜひお気軽に地元のリノベーション専門家であるリノベハウスへご相談ください。ご予算に応じた「コストを抑える設計の工夫」と「賢い資金計画」を、プロの視点からたっぷりとご提案させていただきます。
限られた予算を最大限に活かし、ご家族が笑顔で末長く暮らせる理想の住まいづくりを一緒にスタートさせましょう!
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