二世帯住宅を庭の増築で!厚木・海老名での費用相場や注意点をプロが解説|ブログ|厚木・海老名のリノベーション&大規模リフォーム専門店「リノベハウス」

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2026.03.30

二世帯住宅を庭の増築で!厚木・海老名での費用相場や注意点をプロが解説

お役立ちコラム

お子様世帯からの同居の提案は嬉しい反面、「今の家では狭すぎる」と悩む方も多いはずです。建て替えは予算や仮住まいの負担が大きく、現実的ではないですよね。そこでよく挙がるのが、「余っている庭のスペースに増築して二世帯住宅にする」というアイデアです。 

実は、庭への増築は費用を抑えられる魅力的な選択肢ですが、法律や建物の条件によっては増築自体ができないケースも存在します。 本記事では、限られた敷地で二世帯住宅を叶えたい方へ、増築の費用相場から「増築不可となる要注意ケース」まで徹底解説します。

 

まずは基本!二世帯住宅の「3つの種類」をおさらい

二世帯住宅は完全分離タイプだけじゃない!3つの基本タイプ

 

増築の計画を立てる前に、まずは「どのようなスタイルの二世帯住宅にしたいか」をご家族で話し合う必要があります。生活スタイルによって、必要な広さも、増築にかかる費用も全く変わってくるからです。二世帯住宅は、生活空間をどこまで共有するかによって大きく3つの種類に分けられます。

 

1. 完全同居型(すべてを共有するスタイル)

玄関、リビング、キッチン、お風呂、トイレなど、家の中のすべての設備を親世帯と子世帯で共有するスタイルです。

◎メリット◎
水回り設備が1つずつで済むため、建築費用(増築費用)を最も安く抑えられます。また、一緒に過ごす時間が長いため、光熱費の節約や家事・育児の協力がしやすいのが特徴です。

◎デメリット◎
生活リズムの違い(お風呂に入る時間や、友人を招く頻度など)がストレスになりやすく、プライバシーの確保が最も難しいスタイルです。

◎増築のポイント◎
現在の家をベースに、単純に「子世帯の寝室や子供部屋」だけを庭側に増築すれば成立するため、最もコンパクトな増築面積で実現可能です。

 

2. 一部共有型(ほどよい距離感を保つスタイル)

玄関やお風呂などの「一部の設備」は共有しつつ、キッチンやリビング、トイレなどは世帯ごとに別々に設けるスタイルです。

◎メリット◎
完全同居型よりもプライバシーが守られ、完全分離型よりも建築費用を抑えられる、「いいとこ取り」のバランス型です。「食事は別々にしたいけれど、お風呂は広々としたものを共有したい」といったご家族ごとのカスタマイズが可能です。

◎デメリット◎
共有部分(お風呂や玄関)の掃除の分担や、使用時間のルール決めなど、事前によく話し合っておかないとトラブルの種になることがあります。

◎増築のポイント◎
現在の家を親世帯の空間とし、庭に増築した部分に「子世帯専用のミニキッチンとリビング、寝室」を作る、といった柔軟な設計が求められます。

 

3. 完全分離型(プライバシーを完全に守るスタイル)

玄関から水回り、リビングに至るまですべての設備を世帯ごとに2つずつ設け、家の中で生活空間が完全に独立しているスタイルです。

◎メリット◎
生活リズムが全く異なってもお互いに気兼ねなく暮らすことができ、嫁姑問題などのストレスを劇的に軽減できます。将来的に片方の世帯が空いた場合、賃貸として貸し出すことも可能です。

◎デメリット◎
キッチンやお風呂などの高額な水回り設備がすべて2セット必要になるため、建築費用が最も高額になります。また、2世帯分の設備を収めるための「広い面積」が必要になります。増築で完全分離型の二世帯住宅を作るのは、現実的ではないと言えるかもしれません。

◎増築のポイント◎
庭に増築するスペースだけで「もう一つの家(玄関・LDK・水回り)」を丸ごと作り、既存の家と内部のドア(鍵付き)で繋ぐような大規模な工事になります。

→二世帯住宅について詳しくはこちら

 

庭への増築で二世帯住宅を作るメリット

 

今の家を解体して新築に「建て替え」るのではなく、余っている庭を活用して「増築」することには、ご家族にとって非常に魅力的なメリットがいくつもあります。

 

メリット①:建て替えよりも圧倒的に費用が安い

家を丸ごと建て替える場合、「既存の家の解体費用」と「基礎からやり直す新築費用」のダブルで莫大なお金がかかります。しかし増築であれば既存の家をそのまま活かし、足りない面積(庭の部分)だけを新たに建てるため、総予算を大幅に抑えることができます。「予算は限られているけれど、同居のために部屋数を増やしたい」というご家族にとって、最も現実的な選択肢です。

 

メリット②:仮住まいへの引っ越しが不要(または最小限)なケースがある

建て替えの場合は工事期間中の数ヶ月間、アパートなどの仮住まいへ引っ越さなければなりません。ご高齢の親御様にとって住み慣れた環境から一度離れ、また戻ってくるという「2回の引っ越し」は、体力的にも精神的にも大きな負担となります。 庭への増築であれば、既存の家で今まで通り生活を続けながら外(庭)で新しい部分の工事を進めることができます。最後に既存の家と新しい家を「繋ぐ(壁を抜く)」工事の数日間だけ我慢すれば良いため、ストレスを劇的に軽減できます。

 

メリット③:思い出の詰まった我が家を残せる

親御様が何十年も大切に手入れをしてきた我が家。柱の傷や、思い出の詰まった和室などを壊すことなく新しい家族を迎える形へとアップデートできるのは、増築(リノベーション)ならではの素晴らしいメリットです。

 

増築にかかる費用の相場はいくら?

 

「安く済むとは言うけれど、具体的にいくらくらいかかるの?」 最も気になる費用の相場について解説します。増築の費用は、「広さ(坪数)」と「水回り設備を追加するかどうか」で大きく変動します。

1. 「面積(坪数)」あたりの増築費用相場

庭に平屋部分(1階のみ)を増築する場合、木造住宅における費用の目安は以下の通りです。

★1坪(約2畳)あたり:約70万円〜100万円

例えば、庭のスペースを利用して「子世帯用の寝室(6畳)+クローゼット(2畳)」=合計8畳(4坪)の部屋を単純に増築する場合、 4坪 × 約80万円 = 約320万円〜 となります。 部屋を増やすだけであれば、比較的リーズナブルに実現可能です。

 

2. 「水回り設備」を追加する場合の費用

二世帯住宅化において費用を大きく跳ね上げるのが、キッチン、お風呂、トイレといった「水回り設備」の増設です。「一部共有型」や「完全分離型」を目指す場合は、増築費用に加えて以下の設備費用と配管工事費が上乗せされます。

キッチンの増設: 約100万円〜200万円(配管工事含む)

お風呂の増設: 約100万円〜150万円(配管工事含む)

トイレの増設: 約40万円〜80万円(配管工事含む)

洗面台の増設: 約20万円〜50万円(配管工事含む)

 

3. 【スタイル別】増築による二世帯化の総額イメージ

既存の家が約30坪で、庭に約10坪(20畳分)を増築して二世帯住宅を作る場合のざっくりとした総額イメージです。

◆完全同居型にする場合(総額:約700万円〜1,000万円)
水回りは既存のものを使い、増築部分は「子世帯の寝室と子供部屋」のみにするパターン。増築工事費と、既存住宅の間取り微調整(クロス張替え等)で収まります。

◆一部共有型にする場合(総額:約1,000万円〜1,500万円
増築部分に「子世帯用のセカンドキッチンとトイレ」を追加し、リビングも分けるパターン。設備の購入費と水道管を引っ張る工事費が追加されます。

◆完全分離型にする場合(総額:約1,500万円〜2,500万円以上
庭に増築する10坪のスペースに、玄関、キッチン、お風呂、トイレをすべて詰め込むパターン。増築というより「庭にもう一軒、小さな平屋の家を建てる」のと同じになるため、費用は新築に近い金額まで跳ね上がります。

※既存の家の老朽化が進んでおり、屋根の葺き替えや外壁塗装、耐震補強などを同時に行う場合は、さらに費用が加算されます。

 

【要注意】「庭があっても増築できない」不可能なケースとは?

【要注意】「庭があっても増築できない」不可能なケースとは?

 

ここからが本記事で最も重要なポイントです。 「敷地(庭)が余っているし、お金も用意できるから増築しよう!」と思っても、法律の壁によって増築が「不可能」と判断されるケースが実は非常に多いのです。 以下の条件に当てはまる場合、残念ながら増築を諦めて建て替えを選択するか、現在の家のサイズのままで内部だけをリノベーションするしかありません。

不可能なケース①:建蔽率(けんぺいりつ)・容積率のオーバー

土地にはそれぞれ「この土地には、これくらいのサイズの家しか建ててはいけませんよ」というルールが都市計画法で厳しく決められています。

◎建蔽率(けんぺいりつ)◎
敷地面積に対する「建築面積(建物を上から見たときの広さ)」の割合。

◎容積率(ようせきりつ)◎
敷地面積に対する「延床面積(1階・2階などをすべて足した床面積)」の割合。

例えば、建蔽率50%の土地が40坪あった場合、建てられる家の建築面積は「最大20坪」までです。もし、現在建っている実家がすでに20坪ギリギリで建てられている場合、どんなに庭が広く余って見えたとしても、法律上これ以上1ミリも増築することはできません。 昔の家は、当時のルールギリギリのサイズで建てられていることが多く、増築の最大の障壁となります。

特に厚木市や海老名市の古くからの住宅街では、この建蔽率が厳しく設定されているエリアが多く、昔の家がすでに上限ギリギリで建てられているケースが頻発するため注意が必要です。

 

不可能なケース②:既存不適格(きぞんふてきかく)建築物である

家を建てた当時の法律には適合していたものの、その後の法改正(特に1981年や2000年の耐震基準の改正など)によって、「現在の法律に照らし合わせると違反状態になっている建物」のことを既存不適格と呼びます。築30年〜40年以上の実家の多くがこれに該当します。

法律上、一定規模(10㎡)を超える増築を行う場合、役所へ「確認申請」という手続きを行う必要があります。このとき「新しく増築する部分だけでなく、昔からある古い家(既存部分)も、現在の厳しい法律(現行法)に適合するように改修しなさい」という非常に厳しいルールが適用されます。 

つまり庭に1部屋増築したいだけなのに、既存の家全体の耐震補強や基礎のやり直しを命じられることになり、結果的に「増築するよりも、全部壊して建て替えた方が安上がりになってしまう」というケースが多発するのです。

 

不可能なケース③:北側斜線制限などの高さ・境界線ルール

庭のスペースに増築しようとした際、お隣の家との距離が近すぎたり、北側の土地に日陰を作ってしまったりする場合、「斜線制限」や「民法上の境界線ルール(境界から50cm以上離すなど)」に引っかかり、希望する大きさや高さの増築ができないことがあります。

 

狭い家&庭を活用して二世帯住宅を成功させるコツ

狭い家&庭を活用して二世帯住宅を成功させるコツ

 

法律の壁をクリアし、無事に増築できることがわかった場合、限られたスペースと予算で二世帯住宅を成功させるための「賢い家づくりのコツ」をご紹介します。

 

1. 「完全分離型」へのこだわりを捨てる

狭い家で増築を行う場合、最も避けるべきは「無理に完全分離型にしようとすること」です。 限られた面積の中に、お風呂や玄関を2つずつ詰め込むと、結果的にどちらの世帯のリビングも窮屈になり、「息苦しい二世帯住宅」になってしまいます。 「お風呂は時間をずらして共有する」「玄関は1つにして、入ってすぐの廊下で親世帯と子世帯の動線を分ける」など、一部共有型へシフトすることで、限られた面積でも広々としたリビングやゆとりのある収納を確保することができます。

 

2. 「水回り」は既存の家の近くに寄せる

庭に増築するスペースにキッチンやトイレを作る場合、既存の家の水回り(給排水管)から距離が離れれば離れるほど、土を掘り返して長い配管を通す必要があり、工事費用が高額になります。 増築部分の水回りは、できるだけ既存の家の水回りと背中合わせになるような位置(庭の奥深くではなく、既存の家との接続部分付近)に配置することで、コストを大きく削減できます。

 

3. 「10㎡以下の増築」という裏ワザ(条件あり)

防火地域・準防火地域「以外」のエリアにお住まいの場合、「床面積が10㎡(約3坪・6畳)以内の増築」であれば、役所への確認申請が不要(免除)になるというルールがあります。 「既存の家はそのままに、子世帯の寝室として6畳だけ庭にポンと増築したい」というごく小規模な計画であれば、既存の家の耐震補強を求められることなく、スピーディーかつ安価に増築できる可能性があります。

※お住まいの地域が防火地域・準防火地域に指定されていないことが絶対条件です

 

増築の可能性は「図面」と「プロの調査」から始まる

まとめ

 

「庭へ増築して二世帯住宅にする」というアイデアは、予算を抑えつつ家族の絆を深める素晴らしい選択肢です。

しかし、記事内で解説した通り、増築には「建蔽率・容積率のオーバー」や「既存不適格(現在の法律に合っていない)」といった、素人では判断が難しい法律の壁が必ず立ちはだかります。どんなに庭が広く見えても、法律で「これ以上は建ててはいけない」と決められていれば、増築は絶対に不可能です。

「うちの家は増築できるのだろうか?」 「希望する間取りだと、いくらくらいかかるのだろう?」

少しでも二世帯住宅へのリノベーションにご興味をお持ちでしたら、まずはご自宅の「設計図面」を探してみてください。厚木・海老名エリアでの増築実績が豊富な専門家に図面を見てもらうことで、「増築が可能か不可能か」が明確になり、ご家族にとって最もコストパフォーマンスの高い二世帯住宅の形が見えてきます。

 

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