一軒家のリノベーションは、これからの数十年を形作る一大プロジェクト。「いまの暮らしに合わせて家を生まれ変わらせたい」と期待が膨らむ一方で、何から始めればいいか不安な方も多いのではないでしょうか。
満足のいくリノベーションを成功させる最大のコツは、信頼できる依頼先を見つけること。そのためには、全体のダンドリを事前に把握しておくことが欠かせません。
本記事では、厚木・海老名エリア密着のリノベハウスが、計画から完成・引き渡しまでの8つのステップを分かりやすく徹底解説します!
ステップ① 近所のリノベーション会社のホームページをチェック

リノベーションの第一歩は、自分たちの希望を叶えてくれそうな依頼先の候補を探すことです。ここで強くおすすめしたいのが、「近所にある地元密着型のリノベーション会社や工務店のホームページをチェックする」という方法です。
地元の会社のホームページを見るべき理由
一軒家のリノベーションでは建物の内部だけでなく、外壁や屋根、断熱材の入れ替えなど、地域の気候風土に合わせた施工が求められます。例えば、厚木や海老名エリアにお住まいなら、内陸特有の夏場の厳しい暑さや冬の冷え込み対策、相模川周辺の地盤環境などを熟知している地元の会社を選ぶのが最も安心です。
何かトラブルがあった際にも車ですぐに駆けつけてくれる距離感は、工事中も住み始めてからも大きなメリットになります。私たちリノベハウスも、厚木・海老名エリアに密着し、地域の皆さまの暮らしに最適なご提案を得意としています。
ホームページでチェックすべき3つのポイント
①施工事例
自分たちの好みのデザイン(ナチュラル、モダン、和風など)を得意としているか。また、木造や鉄骨造など、ご自宅と同じ構造の施工実績が豊富にあるかを確認します。
②会社の理念と得意分野
「断熱・耐震など性能向上に強い」「自然素材にこだわっている」「デザイン性が高い」など、各社には必ず強みがあります。
③スタッフ紹介やブログの更新頻度
現場の様子やスタッフの顔が見える会社は、コミュニケーションが取りやすく信頼できる傾向にあります。
家族の「不満」と「要望」をリスト化する
ホームページを見るのと並行して、ご家族全員で今の家の不満点を書き出してみましょう。「冬のお風呂が寒すぎる」「収納が足りず片付かない」「小学生の娘がリビングで宿題をする様子を見守れるキッチンにしたい」など、どんなに小さなことでも構いません。
このリストが会社選びの軸となります。条件に合いそうな会社を2〜3社程度ピックアップし、ブックマークに登録しておきましょう。
ステップ② 大まかなリフォーム予算を決める

情報収集と同時に進めたいのが、現実的な「お金」の計算です。いくらまでならリノベーションにかけられるのか、明確な予算の枠組みを決めましょう。
手元資金から算出する基本の計算式
予算は、現在の貯蓄額から「手元に残しておくべきお金」を差し引いて算出します。
リフォーム予算の目安 = 現在の貯蓄額 - (当面の生活費 + 将来の大きな出費 + 老後資金)
お子様のこれからの教育費や車の買い替え費用、そしてご夫婦の老後資金など絶対に手を付けてはいけないお金をまず確保してください。その上で残った資金が、自己資金としてリノベーションに使える額となります。
足りない場合はローンの活用を検討
もし、希望する工事に対して手元資金だけでは足りない場合は、毎月の家計に無理のない返済範囲でローンを利用することも検討しましょう。
【知っておきたいローンの違い】
◆住宅ローン◆
返済期間が最長35年と長く、金利も非常に低く設定されています。ただし、ご自宅を担保に入れる必要があり、審査が厳しく、保証料や登記費用などの諸費用が多くかかります。大規模なフルリノベーションに向いています。
◆リフォームローン◆
金利は住宅ローンより高め(2〜4%程度)で、返済期間も10〜15年と短めですが、原則として無担保で借りられます。審査が早く諸費用も安く済むため、水回りの交換など数百万円規模の工事に向いています。
【優遇金利を受けられる裏技】
現在、ご自宅の住宅ローンをまだ返済中という方もいらっしゃるでしょう。その場合、まずは現在住宅ローンを借りている金融機関に相談してみてください。「リフォーム資金も追加で借りたい」と申し出ると、現在の低い金利のまま追加融資を受けられたり、リフォームローン単体で借りるよりも有利な優遇金利が適用されたりするケースがあります。
ステップ③ 依頼先候補へ資料請求

予算の目安が立ち、気になる会社をいくつか絞り込めたらいよいよ実際にコンタクトを取ります。電話やホームページのお問い合わせフォーム(メール)を活用して、コミュニケーションを開始しましょう。
問い合わせ時の対応で「会社の雰囲気」を見極める
最初の問い合わせは単なる連絡手段ではなく、その会社が信頼できるかを測る最初の選考会です。 メールの返信は早いか?電話の応対は丁寧か?こちらの悩みに寄り添う姿勢があるか?いきなり売り込みをしてこないか?をしっかりとチェックしてください。
ここで違和感を覚えた会社はその後の長い付き合いでもすれ違いが生じやすいため、候補から外すことも検討しましょう。
最初の問い合わせで伝えるべき6つの項目
スムーズに話を進めるため、以下の情報を整理して伝えましょう。
①建物の種別と住所: 一戸建てであること、そして詳しい所在地。
②建物の状況: 築年数、広さ(坪数・平米数)、構造(木造軸組、ツーバイフォー、鉄骨など)。
③現在の不満と叶えたい要望: ステップ①で作成したリストの概要を伝えます。
④希望する工事の時期: 「年内には終わらせたい」「来年の春休みに合わせて」など。
⑤想定している予算: ざっくりとした金額の枠組み(例:1,000万円〜1,500万円程度)。
ステップ④ 現場調査・見積もりを依頼

問い合わせへの対応が良かった1〜2社に実際に自宅へ来てもらい、「現場調査」を行います。一軒家のリノベーションにおいて、この現場調査は工事の精度を左右する極めて重要なプロセスです。
プロの目で見えない部分を診断してもらう
マンションと違い一軒家には屋根や外壁、床下の土台があります。現場調査では間取りの採寸だけでなく、「どの柱や梁なら安全に抜けるか(抜けないか)」「床下にシロアリの被害や水漏れはないか」「屋根裏の断熱材の状態はどうか」「現在の耐震性に問題はないか」など、建物の健康状態をプロの目で厳しくチェックしてもらいます。
【注意!】片付けない「普段の暮らし」を見てもらう
現場調査の際、「散らかっているのは恥ずかしいから」と見栄を張って部屋をピカピカに片付けてしまう方が多いのですが、実はこれはNGです。 設計士やプランナーは現在のご家族の「モノの量」や「動線の癖」を見て、最適な収納量や間取りを計算します。
荷物が溢れているなら溢れているそのままの現状を見てもらうことで、「ここにこれだけの収納が必要ですね」という的確な提案に繋がります。
現場調査のときに用意しておきたい資料
以下の資料を準備しておくと、調査がスムーズに進み、より正確な見積もりが出やすくなります。
①新築当時の図面: 平面図だけでなく、立面図や構造図(柱の場所がわかるもの)があるとベストです。過去にリフォームをしていれば、その図面も用意します。
②建築確認申請書類や工事写真: (※もし手元になければ、法務局で取得できる「登記簿謄本」を用意しておくと、正確な面積や築年数が伝わります)。
③要望をまとめたメモ: 言い忘れを防ぐために、プリントアウトして担当者に直接渡しましょう。
④イメージ写真: 雑誌の切り抜きやSNSで見つけた「こんな雰囲気にしたい」という画像を見せると、言葉以上に好みが伝わります。
ステップ⑤ 依頼先を決める

現場調査から約2〜3週間後、各社から要望を反映した「プラン」と「見積書」が提出されます。これらをじっくりと比較検討し、最終的に工事を任せる1社を決定します。
【重要】築古リノベのモデルハウスで「リアルな施工力」を体感する
見積もりやプランが揃うまでの間に、業者を選定する「最大の決め手」としてぜひ行っていただきたいのが、その会社が手がけた実際のモデルハウスや完成見学会です。
リノベーションは新築と違い、「古い家特有の寒さや暗さ、構造の制約をどこまでクリアできるか」が問われます。 私たちリノベハウスではそうした疑問に直接お答えするため、厚木・海老名エリアの方に向けて「築29年のリノベーションモデルハウス」を公開しています。
新築のきらびやかな住宅展示場とは異なり、「築30年目前の古い家が、どのように現代の快適な住まいに生まれ変わるのか」という等身大のリアルなビフォーアフターを体感していただけます。
図面や見積書だけでは絶対に分からない断熱性能や、既存の柱を活かしたデザインの工夫などを直接確かめることで、「この会社なら自分たちの家も安心して任せられる」という確信が得られるはずです。
依頼先を最終決定する前に、必ずこうした「本物の施工空間」をご自身の五感でチェックしてください。
比較のポイントは「金額」だけではない
見積もりが出たタイミングで注意したいのは、見積もりの総額だけで決めないことです。見積もりは金額だけを見ずに、「なぜその金額になっているのか」という根拠が明確かを確認しましょう。
例えば、「工事一式」という大雑把な書き方ではなく、材料費や人工(人件費)が細かく記載されている見積書を出す会社は信頼性が高いです。 また、要望に対して「できません」とただ断るのではなく、「構造上その壁は抜けませんが、代わりにこちらの壁に室内窓を設けて視線を抜くのはいかがですか?」といった、プロならではの代替案を提案してくれる担当者かどうかも重要な決め手となります。
ショールームで設備の「実物」も必ず確認する
プランが固まってきたら、見積書に記載されているキッチン、お風呂、洗面化粧台などの設備を、メーカーのショールームにて実物で確認します。カタログの写真と実物では、印象が大きく異なることが多々あります。
【ショールームでの必須チェック項目】
①サイズと高さ: キッチンの天板の高さは身長に合っているか。お風呂の浴槽は、足を伸ばしてくつろげるサイズか。
②使い勝手と収納量: 引き出しの開け閉めはスムーズか。現在持っているお鍋や家電がしっかり収まるか。
③色・柄・質感: 太陽光の下と蛍光灯の下でどう見えるか。肌触りや掃除のしやすさはどうか。
ステップ⑥ 契約を結ぶ

依頼する1社が決まり、プランと金額に完全に納得できたらいよいよ正式な契約を結びます。リノベーションにおける契約は高額な取引となるため、書類の内容を隅々まで確認することが身を守る術となります。
契約書類は熟読してから捺印を
契約当日にその場で初めて書類を読み、すぐにハンコを押すのは避けましょう。事前に書類のコピーをもらい、家で冷静な状態で内容をチェックするのがおすすめです。契約後に「やっぱりここを変えたい」と変更を申し出ると、追加の工事費が発生したり工期が延びたりする原因になります。
【契約時に揃えてもらう重要な書類】
①工事請負契約書: 工事現場の住所、施主名、請負業者名、工事費用の総額、支払いのタイミングと方法、工事の開始日と完成予定日が記載された基本書類です。
②契約約款: トラブルが起きた際の解決方法(工期が遅れた場合の遅延損害金、瑕疵があった場合の保証内容など)が細かく書かれたルールブックです。
③設計図書: 最終的に合意した間取り図や展開図、配線図など。
④詳細見積書: 工事項目ごとの単価と数量が明記された最終的な費用明細です。
資金準備のタイミング:契約時の「着手金」
リノベーション費用の支払いは、工事完了後に一括で払うわけではありません。多くの場合、契約時・着工時・引き渡し時の2〜3回に分けて支払うのが一般的です。契約のタイミングでまとまった現金(またはローンのつなぎ融資)が必要になるため、資金の準備手配は早めに行っておきましょう。
ステップ⑦ 工事スタート

無事に契約を済ませ、プランが確定すると、いよいよ工事がスタートします。一軒家のフルリノベーションとなると、工事期間は3ヵ月〜長ければ半年近くに及ぶこともあります。
仮住まいと荷物の預け先の手配
家全体を工事する大規模なリノベーションの場合は、住みながらの工事が難しいため仮住まいへの引っ越しが必要になります。
【仮住まいの探し方】
①リフォーム会社に相談する: リノベーション会社の中には、自社で管理している賃貸物件を仮住まい用として割安で貸し出してくれる会社もあります。
②ウィークリー・マンスリーマンションを活用: 短期間の賃貸契約であれば、敷金・礼金や仲介手数料がかからないマンスリー物件が経済的です。
③荷物の保管: 仮住まいにすべての家具を持っていけない場合は、トランクルームや貸しコンテナを別途契約して預けておく手配も必要です。引越し会社の中には、引っ越し時の荷物をそのまま保管してくれるサービスを実施している場合もあります。
工事前の「ご近所へのごあいさつ」は必須
工事中は業者の車の出入り、解体時の騒音、ホコリの飛散などでどうしても近隣住民の方にご迷惑をおかけしてしまいます。トラブルを未然に防ぐため、着工の1週間前までにはリノベーション会社の担当者と一緒にご近所へ挨拶回りをしましょう。
「向こう三軒両隣と、裏の家」を基本とし、粗品を添えて工事の期間や時間帯や担当者の緊急連絡先などを丁寧にお伝えすることが、工事後の良好なご近所付き合いに直結します。
ステップ⑧ 完成・引き渡し

長い工事期間を経て、ついに新しい住まいが完成します。しかし、歓喜のあまりすぐに荷物を運び込んでしまうのは早計です。最後に一番重要な施主検査が待っています。
引き渡し前の最終チェックは極めて重要
引き渡し直前には図面通りに仕上がっているかを、担当者と一緒に一つひとつ確認して回ります。これを施主検査と呼びます。
【施主検査で確認すべきポイント】
①内装の仕上がり: 壁紙(クロス)に浮きや剥がれはないか。床材に傷や汚れ、歩いたときの極端な軋みはないか。稀に持ち込みにて取り付けをお願いした照明などの設備に、取り付け位置や方向の間違いがあります。その場で対応をお願いできるように確認しましょう。
②建具の動作: ドアや引き戸、窓、網戸、クローゼットの扉などはスムーズに開閉できるか。きっちり閉まるか。
③設備の作動: 水道の水は正常に出るか(お湯も出るか)。トイレの水は流れるか。照明のスイッチやコンセントは指定した位置にあり、正常に電気が通っているか。換気扇の吸い込みは問題ないか。
もしも気になる点や傷、不具合を見つけた場合は遠慮せずにその場で担当者に伝えましょう。いつまでに手直し工事をしてくれるのか、書面で約束を交わします。
すべてクリアになれば引き渡しへ
手直し工事が完了し、仕上がりに問題がないことを確認できたら、鍵の引き渡しや設備機器の取扱説明書、保証書を受け取ります。そして、工事費用の残金を支払うことで、晴れてリノベーションの全工程が完了となります。
以上が、一軒家リノベーションにおける情報収集から引き渡しまでの8つのステップです。 工程のダンドリを頭に入れておくだけで、次に何をすべきかが明確になり、心にゆとりを持って家づくりを楽しむことができます。
ダンドリを把握して、心から楽しめる家づくりを

一軒家のリノベーションは、情報収集から引き渡しまで決めなければならないことがたくさんあります。しかし、今回ご紹介した8つのダンドリをあらかじめ頭に入れておけば、次に何をすべきかが明確になり、心にゆとりを持って理想の家づくりを楽しむことができます。
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