二世帯住宅リノベーションは実家が小さくても可能?「共有型」で解決できる5つの工夫|ブログ|厚木・海老名のリノベーション&大規模リフォーム専門店「リノベハウス」

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2026.03.12

二世帯住宅リノベーションは実家が小さくても可能?「共有型」で解決できる5つの工夫

お役立ちコラム

「親が年老いてきたから同居したい」実家での二世帯暮らしを考え始めたとき、今の小さな家でお互いストレスなく暮らせるか不安に思う方は多いはずです。特にこれまで別居だった家族には、同居に後ろ向きな声もあるでしょう。

二世帯住宅としてイメージするのは、玄関が2つの完全分離タイプを想像しがちです。しかし二世帯住宅には、実家が小さくても快適な同居ができる部分共有タイプや完全同居タイプという賢い選択肢があります。本記事では、限られた面積でも家族全員が心地よく暮らせる間取りの工夫や、厚木・海老名の補助金情報、将来ご両親が施設へ入居した後を見据えたプランまで徹底解説します。

 

目次

二世帯住宅は完全分離タイプだけじゃない!3つの基本タイプ

二世帯住宅は完全分離タイプだけじゃない!3つの基本タイプ

 

二世帯住宅での同居を検討し始めたご家族が、最初にぶつかる壁が「今の実家の広さで、二世帯住宅なんて作れるの?」という疑問です。展示場にあるようなすべてが2つずつある巨大な家をイメージしていると、計画は早々に頓挫してしまいます。

まずは、二世帯住宅の基本となる3つのタイプと、なぜ小さな実家では「完全分離」が難しいのかを理解しておきましょう。

 

二世帯住宅の3つのタイプ

ここで、二世帯住宅の3つのタイプを確認しておきましょう。

【完全分離タイプ】
玄関、水回り(キッチン・お風呂・トイレ)、リビングなど、生活に必要なすべての設備と空間を世帯ごとに完全に分けるタイプです。家の中で玄関のドアが2つ並んでいるアパートのような造りを指します。

【部分共有タイプ】
玄関やお風呂など、一部の設備を両世帯で共有し、リビングやキッチン、洗面所などを世帯ごとに分けるタイプです。共有する範囲はご家族のライフスタイルに合わせて柔軟に決めることができます。

【完全同居タイプ】
玄関、水回り、リビングなど、家の中の基本的な設備と空間をすべて共有し、寝室などの「個室」のみを分けるタイプです。サザエさんの家のような、昔ながらの同居スタイルに近い形です。

→2世帯住宅でのよくある失敗例についてはこちら

 

小さな実家で完全分離タイプが不可能な理由

完全分離タイプの二世帯住宅を快適に建てるためには、一般的に「約50坪〜60坪(約165㎡〜200㎡)」という非常に大きな延床面積が必要だと言われています。

もし、一般的な広さである「30坪〜40坪」程度の実家で無理やり完全分離型を作ろうとするとどうなるでしょうか。玄関とお風呂、キッチンが2つずつ場所を取るため、リビングは驚くほど狭くなり、収納スペースはほぼゼロ。各部屋もベッドを置いたら身動きが取れないような、非常に窮屈でストレスの溜まる家になってしまいます。

実家があまり大きくない場合は、限られた面積を最大限に活かすため、最初から部分共有タイプか完全同居タイプに絞ってプランニングを進めることが、リノベーション成功の秘訣です。

 

面積別!我が家は部分共有タイプか完全同居タイプか?

面積別!我が家は部分共有タイプか完全同居タイプか?

 

実際にご自身の実家の面積(坪数・平米数)と照らし合わせたとき、どちらのタイプを選ぶのが現実的なのでしょうか。リノベーションにおける面積の目安と、選べるプランの傾向をわかりやすく解説します。

建物の延床面積選択すべきタイプ間取りのイメージと特徴
約30坪(約100㎡)未満完全同居型設備を1セットにまとめることで、LDKを広く確保。1階を親の寝室+共有LDK、2階を子世帯の寝室・子ども部屋にするのが基本。
約30〜35坪(約115㎡)完全同居+α基本は完全同居だが、2階の子世帯エリアに「セカンド洗面台」や「シャワールーム」「トイレ」など、小さな水回りを追加できる広さ。
約35〜40坪(約130㎡)部分共有型1階と2階で世帯を分け、玄関・お風呂は共有しつつ、2階にも子世帯用の「セカンドリビング」や「ミニキッチン」を設けることができる。

 

延床面積30坪未満なら完全同居タイプで空間にゆとりを

日本の戸建てに多い30坪未満のコンパクトな家の場合は、無理に設備を分けず「完全同居型」を選ぶのがもっとも合理的です。水回りを1箇所にまとめることで、浮いたスペースを「広々としたリビング」や「大容量の収納」に回すことができます。小さな家を細かく壁で区切ると圧迫感が生まれるため、家族全員が集まっても窮屈に感じない、風通しの良い大空間を作ることを優先しましょう。

 

延床面積35坪〜40坪なら部分共有タイプでストレス軽減

35坪以上の広さがあれば、生活のすれ違いによるストレスを減らす工夫が可能になってきます。お風呂や玄関は1階で親世帯と共有しつつ、2階に子世帯専用の「小さなリビング」と「ミニキッチン」を作る部分共有型がおすすめです。「休日の朝は、親に気兼ねなく2階でゆっくりコーヒーを淹れてパンを食べたい」といった、ちょっとしたプライベート空間の確保が、同居の満足度を大きく引き上げます。

 

同居に後ろ向きな家族も安心!心地よい距離感を保つ間取りの工夫

同居に後ろ向きな家族も安心!心地よい距離感を保つ間取りの工夫

 

「親と同居するのは、気を遣うから嫌だ」「自分のプライベートな時間がなくなるのではないか」今まで別居だった家族から、このような後ろ向きな声が上がるのは当然のことです。育ってきた環境や生活リズムが違う大人同士が一緒に暮らすのですから、精神的な負担を心配するのは自然な感情でしょう。

しかし、完全同居型や部分共有型の小さな家であっても、リノベーションの「設計の工夫」によってお互いのストレスを劇的に減らすことができます。ここでは同居に不安を抱える家族の心を軽くする、具体的なプランニングのアイデアを5つご紹介します。

 

物理的な距離を作る「上下階の分離」と「防音対策」

最も効果的なのは、生活フロアを「1階は親世帯、2階は子世帯」と明確に分けることです。階段が適度な物理的・心理的な緩衝材となり、常に顔を合わせる緊張感を和らげてくれます。走り回る足音がうるさくて親が眠れない」「親が早朝からテレビを見る音が響いて、2階の若夫婦が起きてしまう」といったトラブルは二世帯住宅の定番です。リノベーションの際に、1階の天井(2階の床下)に防音シートや吸音材をしっかり入れ、生活音のストレスを事前にシャットアウトすることが、平和な同居の必須条件です。

 

逃げ場となる「ヌック」やミニリビングの設置

「共有のリビングに行くと親がいるから、部屋に引きこもるしかない」という状況は、子世帯にとって大きなストレスです。これを解消するために、2階の子世帯エリアや寝室の一角に、本を読んだりお茶を飲んだりできるこぢんまりとした「ヌック(居心地の良い小空間)」を設けることをおすすめします。

完全に隔離された個室ではなく、出窓をベンチにしたり階段ホールの一角にソファを置いたりするだけでも構いません。「メインのリビング以外に、自分がホッと一息つける居場所がある」という事実が、同居における強力な精神的安定剤となります。

 

「セカンド洗面台」と「シャワールーム」で水回りの渋滞回避

水回りの共有で最も揉めるのが、朝の身支度の時間帯と、夜の入浴です。特に、年頃のお子様や、帰宅が遅いお仕事のご主人がいる場合、「親が寝ている横を通ってお風呂に入るのが申し訳ない」「朝、洗面所を親に占領されてイライラする」といった問題が発生します。

延床面積が30坪台前半の小さな家でも、2階の廊下や寝室の隅に「セカンド洗面台」を一つ設けるだけで、朝の渋滞は嘘のように解消します。さらに0.5坪程度スペースが用意できれば、2階部分にコンパクトな「シャワールーム」を設置することも可能です。夜遅くても親の気配を気にせず汗を流すことができ、お互いの生活リズムを尊重し合えます。

 

玄関のモヤモヤを消す「シューズクローク(土間収納)」

世代が違うと、持っている靴の種類も量も、玄関の使い方も全く異なります。「自分たちのお気に入りの靴の横に、親の長靴や畑仕事の道具が転がっている」「親の来客が多いのに、子どものおもちゃで玄関が散らかっている」といった光景は、毎日の帰宅時に小さなストレスを生み出します。

玄関の土間を少し拡張し、大容量の「シューズクローク」を設けましょう。その中で「右側は親世帯、左側は子世帯」と収納エリアを明確に分けるだけで、玄関先は常にスッキリと保たれ、急な来客にも慌てない、お互いが気持ちよく使えるエントランス空間が実現します。

 

「ミニ冷蔵庫」と「室内窓」で作るほどよい距離感

完全同居でキッチンが1つしかない場合、「夜中にちょっと喉が渇いてお酒やジュースを取りに行きたいけれど、1階に降りて親と顔を合わせたくない」という声がよく聞かれます。2階の寝室にホテルにあるような小さな「ミニ冷蔵庫」やウォーターサーバーを置くスペースをあらかじめ設計しておくことで、このささやかなストレスは解消されます。

また、階段室や廊下に「室内窓」を設けるのも効果的です。直接顔を合わせなくても「1階の電気が点いているから、親はまだ起きているな」と気配だけを感じ取れるため、干渉しすぎない絶妙な距離感を保つことができます。

 

内装デザインのゾーニング(世帯ごとのテイスト変更)

「親の家におじゃましている」という感覚を払拭し、「自分たちの家でもある」という愛着を持てるようにすることも大切です。例えば、1階の親世帯エリアは落ち着いた和モダンや伝統的な設えにしつつ、2階の子世帯エリアの床材や壁紙、照明は、自分たちが心から好きなテイスト(モダン、北欧風、インダストリアルなど)にガラリと変えてみましょう。インテリアの力で空間の雰囲気を切り替えることで、精神的なオンとオフの切り替えがスムーズになります。

 

海老名市・厚木市で使える!同居・二世帯リノベの補助金制度

厚木・海老名で活用すべき最新リノベーション補助金

 

二世帯住宅へのリノベーションにはまとまった費用がかかりますが、自治体の補助金制度を賢く活用することで、自己負担を大きく減らすことが可能です。厚木市・海老名市エリアでは、親世帯と子世帯の「同居」や「近居」を応援する独自の補助金が用意されています。

 

海老名市の補助金:「多世代同居住宅改修支援補助金」など

海老名市では、親・子・孫など多世代で同居するための住宅改修(リフォーム)を行う場合、通常の住宅改修補助金よりも手厚いサポートが受けられる場合があります。

◆補助の目安
リフォーム工事費用の5分の1(上限30万円など。通常の改修より上限額が引き上げられています)。

◆特徴
市内の登録施工業者を利用すること、税金の滞納がないことなどが条件です。「実家に戻って三世代で暮らしたい」というご家族にぴったりの制度です。

 

厚木市の補助金:「親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金」など

厚木市では、市外に住んでいる子世帯が、厚木市内に住む親世帯と同居(または近居)するために実家をリノベーションする際、費用の一部を補助してくれます。

◆補助の目安
改修費用の一定割合(上限20万円ベースなど)。さらに「中学生以下の子どもがいる」「夫婦が40歳未満」などの条件を満たすと、加算額(各10万円など)が上乗せされ、よりお得になるケースがあります。

◆特徴
子世帯が「市外からの転入」であること、親世帯が市内に1年以上居住していることなどが条件となります。

※補助金の制度内容、予算枠、募集期間は年度ごとに変更されるため、計画の段階で最新の情報を各自治体の公式サイトや窓口、あるいは地元の補助金申請に詳しいリノベーション会社に必ず確認してください。

 

将来を見据えたプランニング〜ご両親が家を離れたら?

将来を見据えたプランニング〜ご両親が家を離れたら?

 

ご両親の老後の安心を思っての同居ですが、残念ながらその生活は永遠に続くわけではありません。この先の未来、ご両親が病気で長期入院をしたり、介護施設へ入居したり、あるいは亡くなられるなどして、実家からご両親がいなくなる日が必ずやってきます。

そのとき、1階の特等席にあった「ご両親の寝室」が主を失い、開かずの物置部屋になってしまうのは非常に寂しく、空間としてももったいないことです。

二世帯住宅のリノベーションでは、「親がいなくなった後の部屋の使い道(可変性)」をあらかじめ計画しておくことが極めて重要です。子世帯がその後も数十年にわたって心地よく、無駄なく暮らし続けるための「未来のアップデート案」を考えておきましょう。

 

未来のアップデート案1:ランドリールームへの改装

高齢のご両親の寝室は、トイレやお風呂への移動負担を減らすため、1階の水回りのすぐ隣に配置するのが鉄則です。この立地条件を逆手に取ります。

将来、ご両親の部屋が空いた際には、隣接する洗面所との間の壁を抜き、広々とした「ランドリールーム」へとリノベーションする計画を立てておきます。室内干し用のアイアンバーを取り付け、アイロンがけのカウンターを置き、家族全員の衣類を収納できるファミリークローゼットを兼ね備えた空間にすれば、子世帯の家事負担を劇的に減らす最強の家事ラク空間へと生まれ変わります。

 

未来のアップデート案2:パントリーや収納庫へ

もしご両親の寝室をキッチンの近くに配置していたのであれば、将来はその空間を巨大な「パントリー(食品庫)」として活用するのがおすすめです。

日用品のストック、非常用の備蓄品、出番の少ない季節家電、アウトドア用品などを一手に引き受けるバックヤードとして機能させることで、メインのリビングやキッチンからは生活感が完全に消え去ります。子世帯が年齢を重ね、持ち物が増えていく時期に、この圧倒的な収納力は大きな助けとなります。

 

未来のアップデート案3:壁を取り払い、ワンルームの大空間リビングへ

あらかじめ、共有リビングとご両親の寝室を隔てる壁を「取り外しやすい間仕切り壁」や「大きな引き戸」で設計しておくという手法もあります。

同居中はしっかりとプライバシーを守る壁として機能させますが、将来ご両親が家を離れた際には、その壁を払い、2つの部屋を繋げて広々とした「ワンルームの大空間LDK」として使います。孫が生まれて家族が増えたり、友人をたくさん呼んでホームパーティーを開いたりする際に、この可変性のある間取りが大活躍します。建物を支える「構造柱」の配置を工夫するだけで、こうした柔軟な未来のプランニングが可能になります。

 

二世帯リノベは「今の我慢」ではなく「未来の安心」への投資

まとめ

 

実家が小さくても、面積に応じた適切なタイプを見極め、防音やヌック、シューズクロークといったプライバシーを守る工夫を散りばめることで、同居に対する不安やストレスは大きく軽減できます。

同居の目的は、親も子も無理をして窮屈な思いをすることではありません。ご両親の健康と安全を守りつつ、子世帯も経済的なメリットや安心感を得て、より豊かな暮らしを手に入れるための前向きな選択です。

そして何より、介護施設への入居などライフステージの変化に柔軟に対応できる「将来を見据えたプランニング」をしておけば、小さな実家でも一生モノの快適な住まいになります。

「同居には気が進まない」と感じているご家族がいたら、まずは今の不安な気持ちを否定せず、全員で「どんな時にストレスを感じそうか」「将来その部屋をどう使いたいか」を率直に話し合うところから始めてみてください。お互いの本音を設計図に落とし込むことで、きっと家族全員が笑顔になれる、最高のリノベーションプランが見えてくるはずです。

 

 

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