ランドリールームは3畳で十分?50代からの頑張らない家事の家|ブログ|厚木市のリノベーション&大規模リフォーム専門店「リノベハウス」

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2026.02.23

ランドリールームは3畳で十分?50代からの頑張らない家事の家

お役立ちコラム

子育てという大仕事がひと段落し、家の中が少し静かになった頃。気づけば今まで当たり前のようにこなしてきた家事が以前よりもつらくなっていませんか。重い洗濯かごを持って階段を往復する辛さ、冬場の脱衣所の寒さ、そしてこれから迎える老後への不安。 

これからの暮らしは家族のために走り回るのではなく夫婦ふたりが健やかに、そして穏やかに過ごすための時間です。リノベーションを機に、今のライフスタイルに合わせた「頑張らなくていい洗濯」の仕組みを作りましょう。たった3畳のスペースがこれからの生活を劇的に変えてくれます。

 

50代のリノベーションには小さなランドリールーム

50代のリノベーションには小さなランドリールーム

 

子供たちが独立し、洗濯物の量は確実に減りました。しかし、だからといって洗濯という家事がなくなるわけではありません。むしろ年齢を重ねるにつれて、重労働である「洗う・干す・畳む・しまう」という一連の動作の負担は大きくなっていきます。

50代からのリノベーションにおいて、ランドリールームは単なる「洗濯置き場」ではありません。それはこれからの体力低下を見越した「健康を守る場所」であり、あと数年の共働きを続ける夫婦にとって「時間を生み出す場所」なのです。

ここでは50代だからこそ直面する課題と、それを解決するランドリールームの役割について掘り下げていきます。

 

変化する洗濯の「質」と、体力的な負担の軽減

50代の生活では、かつてのように泥だらけのユニフォームや大量のタオルを洗う日々は終わりました。これからは夫婦ふたりの衣類を丁寧に洗い、長く大切に着る「質」の時代へとシフトします。しかし洗濯物が減ったからといって洗濯機から濡れた重い衣類を取り出し、ベランダまで運んで干し、また取り込んで畳むというプロセス自体が消えるわけではありません。 

特に50代以降は五十肩や腰痛など、関節の不調が出始める時期でもあります。重い濡れた洗濯物を持って階段を上がったり、頭より高い物干し竿に手を伸ばしたりする動作は想像以上に体に負荷をかけます。ランドリールームを設置し「洗う」から「干す」までの動線をゼロ距離にすることで、体への負担を物理的に削除することが長く健康に暮らすための投資となるのです。

 

「ヒートショック」対策としてのランドリールーム

50代からのリノベーションでは洗濯動線を極限まで短くするために、「ランドリールームと脱衣所を兼ねる」という間取りが最も効率的であり、多くの方が導入される主流のスタイルです。服を脱いでそのまま洗濯機へ放り込み、洗って干すまでを同じ場所で完結させる。この無駄のない配置こそが家事の負担を減らす正解だからです。

しかし、この便利な空間を作る上で最も警戒すべき健康リスクが、温度差によるヒートショックです。日本の従来の脱衣所は家の中で一番寒い場所になりがちで、ここでの洗濯作業や入浴前後の着替えは心臓や血管に大きな負担をかけ、時には命に関わるリスクさえあるのです。

だからこそこのランドリー兼脱衣所には、リビング同等の断熱性と空調管理が必須です。家中どこにいても暖かい環境を作ることで、冬場の「洗濯が寒いから億劫」「お風呂に入るのがつらい」という心理的・身体的ストレスを排除し、結果としてご夫婦の健康寿命を延ばすことにも繋がります。

 

共働きの「家事シェア」を加速させる透明性

定年延長が当たり前となり、60代、70代まで働くことが珍しくない現代。50代の夫婦はまだまだ現役の共働き世帯です。互いに忙しい毎日を送る中で、妻だけが家事を担うスタイルは限界を迎えます。そこで必要になるのが、夫が自然と家事に参加できる環境づくりです。 

従来の洗濯は妻の領分というブラックボックス化した家事動線では、夫は何をどこに干し、どこにしまえばいいのか分かりません。しかし機能的に整理されたランドリールームがあれば、洗濯のプロセスが一目瞭然になります。

「ここにかけて乾燥スイッチを押すだけ」「乾いたらこの棚に置くだけ」という明確なルールと動線があれば、家事に不慣れな夫でも迷うことなく参加できます。これは家事の負担軽減だけでなく、老後の夫婦円満のための重要なコミュニケーション基盤となります。

 

広さは3畳でも十分。スロップシンク不要の「大人仕様」

広さは3畳で十分。スロップシンク不要の「大人仕様」

 

「ランドリールームを作るには広いスペースが必要」というのは誤解です。むしろ夫婦ふたりの生活であれば、広すぎる空間は移動距離を増やしかえって使い勝手を悪くします。必要なのは広さではなく、計算された「密度」です。

例えば3畳というコンパクトな空間でも、設計次第で「洗う・干す・畳む・しまう」を完結させることは十分に可能です。泥汚れを洗う必要がなくなった50代夫婦のために、一般的なランドリールームにありがちなスロップシンクをあえて排除し、その分を収納や作業スペースに充てる大人仕様のレイアウトを解説します。

 

「洗う・干す・畳む」を1歩以内で完結させるコンパクト空間

3畳という限られたスペースを最大限に活かすコツは、移動歩数を極限まで減らすコックピット型の配置です。洗濯機、乾燥機(または室内物干し)、作業カウンター、収納棚を、自分が立つ位置を中心として半径1メートル以内に配置します。 

具体的には、洗濯機から取り出した衣類を振り返ってすぐ背面のカウンターでハンガーにかけ、そのまま頭上のバーに干す。あるいは、乾燥機から出したタオルをその場で畳んで隣のリネン棚にしまう。この「一歩も動かずに作業が終わる」感覚こそが、家事の疲れを劇的に軽減します。

確かに、広い空間なら一度に大量の洗濯物を干せます。しかしその分だけ移動距離が増え、広い部屋の中を歩き回る動作が足腰の負担になってしまいます。

対して3畳なら、その場からほぼ動かずにすべての作業に手が届きます。このあえて狭くするコンパクトさこそが、体力の変化を感じ始める世代にとって家事を楽にする最大の味方となるのです。

 

スロップシンクをなくして生まれるアイロンカウンター

子育て世代のランドリールームでは必須とされるスロップシンクですが、泥んこの靴下や食べこぼしを洗う機会がない50代夫婦には過剰な設備になりがちです。使用頻度の低いシンクに場所を取られるよりも、そのスペースを広々とした「作業カウンター」にする方が生活の質は確実に向上します。 

深さのあるシンクの代わりに、フラットで奥行きのあるカウンターを設置しましょう。そこは洗いあがった洗濯物を畳む場所であり、ワイシャツにアイロンをかける場所になります。カウンターの下をあえて空洞にしておけば脱衣かごや体重計、あるいは将来的に椅子を置いて座りながら作業をするスペースとしても活用できます。

「洗う場所」ではなく「整える場所」として空間を定義し直すことが、大人のランドリールーム成功の鍵です。

 

「ゴールデンゾーン」に集中させる収納計画

50代からの家事ラク術の極意は乾いた洗濯物を「たたんで、各部屋へ運ぶ」という工程をなくすことです。 つまりランドリールームは単なる作業場ではなく、毎日使うタオルや下着、パジャマなどの「定位置(収納場所)」も兼ねるべき空間なのです。洗って乾かしてその場でしまえば、重いカゴを持って移動する必要はもうありません。

ただし収納を作る際に意識すべきは、年齢とともに辛くなる「腰をかがめる」「踏み台に乗る」といった動作をなくすことです。床付近や天井付近の棚は、やがて使わなくなってしまいます。 そこで、立ったまま無理なく手が届く「ゴールデンゾーン(目線から腰の高さ)」を徹底的に活用します。

3畳の壁面を利用して扉のない棚を設け、ここによく使うリネン類や洗剤を集約させましょう。ワンアクションで出し入れできる見せる収納なら在庫管理も一目瞭然。無理な姿勢を強いない収納こそが、永く快適に使い続けるための秘訣です。

 

夫も自然と動きたくなる「論理的」な家事動線

夫も自然と動きたくなる「論理的」な家事動線

 

「定年後は夫にも家事を手伝ってほしい」と願う奥様は多いですが、漠然とした期待だけでは実現しません。男性が家事に参加しにくい理由の多くは「やり方がわからない」「道具の場所がわからない」「自分のやり方を否定されるのが嫌」という点にあります。これらを解決するのは精神論ではなく、仕組みです。

論理的思考を好む傾向がある男性にとって、明確なシステムと動線が構築されたランドリールームは実は非常に居心地が良く、扱いやすい空間となります。ここでは、夫が自ら動きたくなる仕掛けづくりについて解説します。

 

「カテゴリー別」ではなく「アクション別」の収納配置

従来の収納は「タオルはここ」「洗剤はここ」という物の種類による分類が一般的でしたが、夫が使いやすいのは「動作の流れ」に沿った配置です。例えば洗濯機のすぐ横に洗剤ボトルを置く、洗濯機から取り出してすぐの場所にハンガーを吊るしておく、乾燥機の真下に下着の引き出しを設置するなどです。

「洗う時」「干す時」「しまう時」のそれぞれの瞬間に、必要なものが手の届く場所にある状態を作ります。いちいち「洗剤どこ?」「ハンガーがない」と聞かなくて済む環境は、家事参加への心理的ハードルを驚くほど下げます。すべてがロジカルに配置されていれば、夫はパズルのピースをはめるようにスムーズに家事を遂行できるようになります。

 

隠さないことが最大の親切設計

生活感を消そうとすべての収納に扉をつけて中身を隠してしまうと、家事に不慣れな夫にとっては「どこに何があるかわからない迷宮」になってしまいます。50代からのリノベーションでは、あえて「見せる収納」を取り入れ、情報の透明性を高めることがおすすめです。 

タオルや下着類はオープン棚にしまい、どこに何があるか一目瞭然にします。また洗剤ボトルや収納ボックスには、おしゃれなラベルで見やすく表記するのも効果的です。視覚的に情報が入ってくることで、「タオルが減ってきたから洗おうか」「ここが空いているからしまおう」という気づきが生まれます。

隠す美しさよりも、家族誰もが直感的に使える機能美を優先すること。それが夫婦の協力体制を築く近道です。

 

完全に乾くまで移動させない「室内干し」で完結

「洗濯物は外に干す」という固定観念があると、どうしても天候の判断や取り込みのタイミングなど高度な判断が必要になり、夫が手出ししにくくなります。そこでランドリールームには高性能な衣類乾燥機(ガス式やヒートポンプ式)や、除湿機とサーキュレーターを組み合わせた強力な室内干しシステムを導入し、天候に関係なく「ここで乾かす」ことを基本ルールにします。 

「洗濯機から出して、ここにかければ終了」というシンプルなフローになれば、家事の難易度は一気に下がります。重い洗濯物を持って移動する必要も、急な雨を心配する必要もありません。この単純明快なルールこそが夫の家事参加を促す最強のトリガーになります。花粉やPM2.5の影響を受けないため、健康面でも大きなメリットがあります。

 

20年後を見据えた老後の安全

20年後を見据えた老後の安全

 

50代のリノベーションは現在の快適さだけでなく、70代、80代になった時の自分たちへの「贈り物」でもあります。今はまだ元気でも、足腰が弱まったり車椅子が必要になったりする可能性はゼロではありません。その時になって慌てて再工事をするのではなく、今のうちから「加齢対応」を標準仕様として組み込んでおくことが賢明です。

特に水回りは転倒事故などが起きやすい場所。美しさや便利さの裏側に徹底した安全対策を施すことで、ランドリールームは本当の意味で「終の棲家」の一部となります。

 

段差ゼロと引き戸の移動

リノベーションの際、廊下とランドリールームの間の床段差を完全になくすバリアフリー化は必須条件です。わずか数センチの段差でも高齢になるとつまずきの原因となり、大怪我に繋がります。出入り口のドアは開き戸ではなく、上吊りの「引き戸」を強く推奨します。 

開き戸は開閉の際に体を前後に移動させる必要がありバランスを崩しやすいうえ、万が一室内で倒れた場合に扉が開かなくなるリスクがあります。引き戸であれば軽い力で開閉でき、開けっ放しにして温度調整もしやすく車椅子での出入りもスムーズです。

さらに有効開口幅(通れる幅)を少し広めに確保しておけば、将来介助が必要になった際も二人並んで入ることができます。

 

「座ってできる」を前提とした設計

現在は立って洗濯作業ができていても、将来はずっと立ち続けるのが辛くなる日が来るかもしれません。そのためカウンターの下は収納で埋め尽くさず、足が入るスペースを確保しておくことが重要です。足元にスペースを確保することで椅子やスツールを置いて、座ったまま洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりすることが可能になります。 

コンセントの位置も重要です。一般的な足元のコンセントは腰をかがめる必要があり、高齢者には使いづらいものです。カウンターの上や手元で抜き差しできる高さにコンセントを設置しておけば、アイロンやサーキュレーターの使用も楽になります。

今は使わなくても将来手すりを設置できるように、壁の裏に補強下地だけ入れておくのも転ばぬ先の杖です。

 

色と素材で防ぐ、視力の低下と転倒リスク

加齢に伴い視力や色の識別能力は低下していきます。真っ白な空間は清潔感がありますが、床も壁も設備もすべて白だと遠近感がつかみにくくなり、段差や障害物に気づかず転倒する恐れがあります。 対策として床材には滑りにくく、かつ壁とはコントラストのある色味(例えば落ち着いたグレーや木目調)を選ぶと良いでしょう。

床と壁の境界線がはっきりし、空間認識がしやすくなります。クッションフロアやコルクタイルなど、万が一転倒しても衝撃を吸収し膝への負担も少ない柔らかい床材を選ぶことは、冬場の底冷え防止にもなり一石二鳥です。

照明も影ができにくい全体照明に加え、作業の手元を照らす専用ライトを設置することで、安全性を高めることができます。

 

まとめ

まとめ

 

50代からのリノベーションは単なる修繕ではなく、ご夫婦が心地よく歳を重ねるための投資です。

たった3畳のランドリールームが重労働だった洗濯を劇的に変え、心と体のゆとりを生み出します。泥汚れを洗う役目はもう終わり。これからは夫婦で助け合い、安全に暮らすための仕組みを作る番です。

「楽していいんだ」と割り切る勇気が、10年後、20年後の笑顔を守ります。未来の安心と快適な暮らしを、私たちと一緒に叶えましょう。

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