毎日繰り返される家事。少しでも負担を減らして、自分や家族とゆっくり過ごす時間を増やしたい。そう思うことはありませんか。
厚木市や海老名市でリノベーションを検討されている方の中には、間取りやデザインだけでなく、「便利な設備を取り入れて、暮らしの質(QOL)を上げたい」という方が増えています。せっかく水回りを新しくするなら、これまで不便に感じていたことを解消できる設備を選びたいところです。
本記事では、リノベーションで取り入れて良かったという声の多い設備と、後悔しない選び方のポイントを紹介します。
リノベーションで家事の負担を減らす。最新設備の選び方

住宅設備はここ十数年で進化し、日々の家事の負担を軽くしてくれるものが数多く登場しています。「導入して良かった」と言われる設備には、共通点があります。毎日の家事の手間を省くもの。空間の快適性を高めるもの。そして、収納や動線をスムーズにするものです。
まずは、設備選びの基本的な考え方と、カテゴリーごとの人気設備を見ていきましょう。
家事の時間を減らす「時短設備」

食事の片付けや洗濯、お風呂掃除など、家事に費やす時間は想像以上に多いものです。時短に役立つ設備として人気なのは、次のようなものです。
●食器洗い乾燥機
●浴室乾燥機
●室内干しスペース
●タッチレス水栓
手洗いの手間が省けたり、天候に関わらず洗濯物を乾かせたりと、家事にかかる時間を減らしやすくなります。浮いた時間を趣味や家族との団らんに回せるのも嬉しいところです。最近の設備は節水・省エネにも配慮されており、自動洗浄機能や汚れにくい素材が使われているものもあります。リノベーションを機に、取り入れを検討してみましょう。
健康で快適な住環境をつくる「快適性向上設備」

家事の負担を軽くするだけでなく、家の中での過ごしやすさを高める設備も、満足度に関わるポイントです。たとえば、足元から部屋を暖める床暖房、家中の温度を一定に保ちやすい全館空調、外気の熱や冷気を伝えにくくする高性能な複層ガラスの窓や断熱材などがあります。
これらは、冬場のヒートショックや夏場の熱中症のリスクを抑え、家の中の温度差を小さくするのに役立ちます。見えない部分の性能に投資することで、年間を通じてストレスの少ない暮らしに近づけます。
動線をスムーズにする「収納」と「防犯・便利設備」

家事を楽にするには、片付けのストレスを減らす収納と、日常の小さな不便を解消する設備も大切です。収納では、パントリーやウォークインクローゼット、玄関の土間収納などが評価されています。詳しくは4章で紹介します。
便利設備では、鍵を取り出さずに施解錠できる電子キー式の玄関ドア、スイッチひとつで開閉できる電動シャッター、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスなどが人気です。戸締まりや荷物の受け取りの手間が減り、防犯面での安心にもつながります。
キッチンの家事ラクを叶える最新設備

家庭の中で、長い時間作業をするうえ、家事の負担が集中しやすいのがキッチンです。だからこそ、設備を新しくする効果を実感しやすい場所といえます。お手入れしやすいIHクッキングヒーターや、作業効率を考えたシステムキッチンなど、料理や後片付けの負担を減らす設備がそろっています。
毎日の台所仕事を楽にしてくれる、キッチンの設備を見ていきましょう。
ビルトイン食器洗い乾燥機で、洗い物の負担を軽く

キッチンの設備選びで「ぜひ取り入れたい」という声が多いのが、システムキッチンに組み込むビルトイン食器洗い乾燥機です。家族全員分の食器や調理器具を手洗いするのは、時間も体力も使います。食洗機なら、食器をセットしてボタンを押すだけ。洗浄から乾燥までを自動で行ってくれます。
高温のお湯と水流で洗うため油汚れが落ちやすく、除菌効果も期待できます。使い方によっては、手洗いより節水になる場合もあります。最近は、大容量でフライパンや鍋まで一度に洗える、海外製のフロントオープンタイプも人気です。洗い物の時間が減れば、食後の家族との時間に余裕が生まれます。
手が汚れていても安心な「タッチレス水栓」と浄水器

料理中、お肉や魚を触って手が汚れているときに、水栓のレバーを触るのに抵抗を感じたことはありませんか。そんな悩みに応えてくれるのが、センサーに手をかざすだけで水を出し止めできる「タッチレス水栓」です。
レバーを汚す心配がなく、こまめに水を止めやすいので節水にもつながります。水栓の根元に水垢や石鹸カスがたまりにくく、掃除も楽になります。さらに、おいしい水をいつでも飲めるよう、浄水器一体型の水栓を選ぶのもおすすめです。シンク下にカートリッジを設置するタイプなら、キッチンの上をすっきり保てます。ペットボトルを買う手間やゴミも減らせるでしょう。
引き出し式収納と、作業スペースを広げるシンク

キッチンの使い勝手を左右するのが、収納のスタイルとシンクの機能性です。以前主流だった開き扉の収納に代わり、現在は奥の物まで上から見渡せる「引き出し式収納」が人気です。重い鍋やフライパン、ボウルもかがまずに取り出せます。無駄な動きが減り、足腰への負担も軽くなります。
また、シンクの上にプレートを渡して、作業スペースを広げられるタイプも注目されています。食材を切る、洗い物の水を切るといった作業を、シンクの上まで広げられるのが魅力です。限られた広さでもフラットな作業スペースを確保できるので、複数人での料理や品数の多い食卓づくりがぐっと楽になります。
水回り(お風呂・トイレ)のストレスを減らす設備

一日の疲れを癒やすバスルームや、毎日何度も使うトイレは、最新設備の効果を実感しやすい場所です。古い水回りはカビが発生しやすく、冬場の寒さや掃除の大変さが悩みになりがちです。最新の設備にはお手入れしやすい素材や、清潔を保ちやすい機能を備えたものが増えています。
お風呂とトイレで家事の負担を減らし、暮らしを快適にしてくれる設備を見ていきましょう。
カビ対策と部屋干しに役立つ「浴室乾燥機」

バスルームのリノベーションで、満足度が高いとされるのが「浴室暖房乾燥機」です。入浴後に換気や乾燥機能を使えば浴室内の湿気を素早く取り除け、カビの発生を抑えやすくなります。カビ取り掃除の頻度が減るので、お風呂掃除の負担も軽くなります。
さらに天候の悪い日や花粉の季節、夜間などの外に干せないときは「室内干しスペース」として使えます。浴室はもともと水に濡れることを前提に作られているため、濡れた衣類を干す場所としても向いています。温風で衣類を乾かしやすく、生乾きのニオイも防ぎやすくなります。家事の時短と、浴室の清潔さの維持。この2つを両立できる設備です。
掃除が楽になる、タンクレス・防汚トイレ

トイレは家の中で最も清潔に保ちたい場所ですが、掃除が面倒な場所でもあります。そこで人気なのが、空間を広く使えて掃除もしやすい「タンクレストイレ」です。貯水タンクがないため見た目がすっきりし、ホコリがたまりやすい隙間や凹凸も少なくなります。サッと拭き掃除ができるのが魅力です。
最新の便器には、水垢や汚れがこびりつきにくい防汚素材が使われているものもあり、手入れの手間を減らせます。2階建て以上の戸建てなら、朝の混雑を和らげるために2階にもトイレを増設する、子どもや介護が必要なご家族のために独立した手洗いカウンターを設ける、といった工夫も家族全員の負担を軽くしてくれるでしょう。
ヒートショックを防ぐ暖房設備と、安全に使えるバスルーム

水回りでは、快適性だけでなく「安全性」を高めることも大切です。冬場の浴室や脱衣所は、暖かいリビングとの寒暖差が大きく、血圧が急に変動する「ヒートショック」が起こりやすい場所です。対策として浴室暖房機などを導入し、入浴前に空間を暖めておくことをおすすめします。
また、最新の浴槽は保温性が高く、お湯が冷めにくいものが増えています。手入れしやすく、光熱費の節約にもつながります。開閉のスペースが不要で安全な「引き戸タイプ」の扉と組み合わせれば、安心して使えるバスルームになります。
生活動線をスムーズにする収納と空間づくりのアイデア

家事を楽にするには、最新の設備を導入するだけでなく、家全体の「収納」と「生活動線」を見直すことも大切です。便利な家電があっても、収納が足りず部屋が散らかっていたり、コンセントが足りなかったりすると本来の便利さを活かしきれません。リノベーションは、壁や間取りから考え直せる機会です。
日々の片付けを楽にし、空間を有効に使うための収納のアイデアと室内環境を整える工夫を紹介します。
大容量のパントリー(食品庫)でストック管理を楽に

キッチン周辺の収納で支持が多いのが、「パントリー(食品庫)」です。共働き世帯が増え、週末にまとめ買いをするスタイルが定着するなか、食材や日用品を収められる大容量の収納は心強い存在です。
パントリーがあれば常温保存の野菜や調味料、飲料のストックを一か所で管理できます。買い忘れや二重買いも防ぎやすくなるでしょう。たまにしか使わない大型の調理家電もしまえるため、キッチンの作業台の上を片付けた状態に保ちやすくなります。キッチンの奥や横のデッドスペースを活かし、動線の邪魔にならない、アクセスしやすい場所に配置するのがポイントです。
人が歩ける大型クローゼットと土間収納

衣類の片付けを楽にしてくれるのが、人が歩いて入れる「ウォークインクローゼット」や、家族共有のクローゼットです。家族全員の衣類をまとめれば、各部屋へ洗濯物を運ぶ手間が省けます。洗濯・乾燥・収納という家事動線も、スムーズになります。
玄関周りには、大容量の「土間収納」が効果的です。ベビーカーやアウトドア用品など、家の中に持ち込みたくない物をそのまま収納でき、玄関がすっきりします。あわせて、録画機能付きのモニターインターホンやセンサー付き照明、身だしなみを整える姿見、掃除や洗車に使える水道を設けると出入りの利便性がさらに高まります。
室内物干しや床暖房、コンセントの計画で快適性アップ

空間の快適性を高める小さな工夫も、リノベーションでは大切です。たとえば、次のようなものがあります。
●天井に設置する昇降式の「室内物干し」
●空気を循環させるファン
●調湿・消臭効果のある壁材
●マグネットでプリント類を掲示できる壁
●足元から部屋を暖める床暖房
さらに、後から後悔しがちなポイントとして「コンセントの配置計画」があげられます。生活動線や将来的に増える家電製品を見据え、使いやすい場所に十分な数のコンセントを設けておくことが、住み始めてからの満足度を高める鍵となります。
後悔しないために。設備選びの注意点と見極め方

ここまで便利な設備を紹介してきましたが、最新機能が付いているからといって、すべて取り入れればよいわけではありません。便利そうでも、住んでみると使わなかったり、メンテナンスの手間がかえって負担になったりする設備もあります。あれもこれもと詰め込むと、予算もすぐに膨らみます。
後から設備を追加すると割高になりやすいため、リノベーションの段階で検討しておくことが大切です。そのうえで、本当に必要なものを見極める冷静な判断が必要です。
導入しなくても良かったと言われやすい設備の傾向
「導入しなくても良かった」と言われやすい設備には、傾向があります。
◆多機能すぎる浴室◆
最初は楽しくても徐々に使わなくなり、掃除の手間や故障時の費用が負担になることがあります
◆天窓◆
採光には優れますが、掃除の難しさやメンテナンス費用が指摘されます
◆使わない場所のコンセント◆
必要な位置と数を考えずに増やしすぎると、持て余すことがあります
◆交換が面倒なダウンライト◆
電球や器具の交換のしやすさを確認しておくと安心です
◆広すぎるバルコニー◆
あまり活用されず、手入れだけが増えることがあります
いずれも、実際に暮らしてみると手入れや費用の負担が大きくなりやすい設備です。ご自身の暮らしに本当に必要か、慎重に見極めましょう。
将来のライフスタイルの変化を見据えた選択
現在の暮らしだけでなく、将来の家族構成の変化や老後の生活まで見据えて検討することも大切です。たとえばロフトや床下収納は、収納や居住スペースとして活用できる反面、重い物の出し入れが大変になり、年齢を重ねると使いにくくなることがあります。
インテリアの印象を左右する「床の色」にも注意が必要です。明るい色は部屋を広く見せますが、髪の毛が目立ちやすい傾向があります。暗い色は落ち着きを出せますが、ホコリが目立ちやすくなります。将来のメンテナンスのしやすさと、インテリアとの調和を考えて選びましょう。
ショールームでの実物確認と優先順位の付け方
限られた予算で満足度の高いリノベーションを叶えるには、優先順位と予算をはっきりさせておくことが大切です。総予算と将来のランニングコストを把握したうえで、家族の暮らしを具体的に想像し、「譲れない設備」と「妥協できる設備」をリストアップしましょう。
そして、カタログやインターネットの情報だけで決めず、メーカーのショールームで実物を確認することをおすすめします。キッチンの高さや収納の開け閉め、お風呂の広さなど、使い勝手やサイズ感、質感を体感すると、イメージとのギャップを減らせます。専門家のアドバイスも参考にしながら、ご自身に合った設備を選んでいきましょう。
まとめ

リノベーションは古くなった壁紙や床を綺麗にするだけでなく、設備を新しくして家事の負担を軽くし、暮らしの質を高める機会です。食器洗い乾燥機や浴室乾燥機、タッチレス水栓、収納の充実など、ご家族のライフスタイルに合った設備を選べば、心にも時間にもゆとりのある毎日に近づきます。
一方で、予算とのバランスや、将来を見据えた見極めも欠かせません。厚木市や海老名市で、家事の負担を軽くする住まいづくりをご検討中の方は、ぜひリノベハウスへお気軽にご相談ください。ご家族の暮らしを丁寧にお伺いし、最適なプランをご提案いたします。
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