キッチン移動の費用とは?相場とグレード選びを徹底解説!理想を叶えるコツと考え方|ブログ|厚木・海老名のリノベーション&大規模リフォーム専門店「リノベハウス」

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2026.06.08

キッチン移動の費用とは?相場とグレード選びを徹底解説!理想を叶えるコツと考え方

お役立ちコラム

リノベーションを機に、壁付けだったキッチンを憧れの対面式やアイランド型に移動したいと考えていませんか?
しかし、キッチンの移動は単に設備を置き換えるだけではなく、床下の配管や電気工事を伴う大掛かりな改修となります。

本記事では、一戸建てのキッチン移動にかかるリアルな費用相場や、知っておくべき構造上の注意点、そしてシステムキッチンのグレードの違いと賢い選び方まで解説します。厚木・海老名エリアで理想のLDK空間を実現したい方は、ぜひ失敗しないための知識としてお役立てください。

 

キッチンの移動にかかる費用相場と工事の内訳

キッチンの移動にかかる費用相場と工事の内訳

 

キッチンを移動するリノベーションの費用は、移動する距離や変更するレイアウト、そして導入するキッチンの本体価格によって大きく変動します。一戸建ての場合、50万円程度の小規模な移動から、250万円を超える大規模な改修まで幅広く存在します。

ここでは、費用の内訳がどのように決まるのか、同じ部屋の中での移動と別の階への移動では何が違うのかなど、予算計画を立てる上で欠かせない相場について詳しく解説します。適正な価格と内訳を知ることで、予算オーバーを防ぐための第一歩を踏み出しましょう。

 

同じ壁面内の小規模な移動なら費用は最小限

キッチンの移動費用は、「どこからどこへ、どのような形で移動させるか」によって劇的に変わります。例えば、現在壁付けになっているキッチンを、同じ壁面内で数センチから数十センチだけ横にずらすようなごく小規模な移動であれば、給排水管の延長も最小限で済みます。そのため、新しいキッチン本体の価格を除けば、おおよそ20万円から30万円程度の工事費で収まるケースが多くなります。既存の配管を少し手直しするだけで済むため、工期も短く費用を抑えやすいのが特徴です。

 

アイランド型などレイアウトの大幅変更は費用増

「壁付けキッチンを部屋の中央に移動してアイランドキッチンにする」といった根本的なレイアウト変更を伴う場合、費用は一気に跳ね上がります。空間の中央に水回りを持ってくるためには、壁の中に隠れていた給水管、給湯管、排水管、太い排気ダクトなどを、すべて床下や天井裏を通して部屋の中央まで延長・新設しなければなりません。こうした大掛かりな配管の切り回し工事や、IH・食洗機用の電気配線工事が加わることで、工事費だけで50万円から100万円以上かかることも珍しくありません。

 

1階から2階へ「階をまたぐ移動」は大工事に

「1階にあるキッチンを2階に移動させる」といった階をまたぐ移動となると、家全体の配管経路を根本から見直す必要があります。1階から2階へ配管を持ち上げるパイプスペースを新設したり、外壁側に新しい排水管を這わせる外部配管工事(足場設置含む)が発生したりします。こうした階をまたぐ移動の場合は、総額で200万〜300万円を超える予算を見込んでおく必要があります。移動距離が長くレイアウトが複雑になるほど、見えない工事費が膨らむことを覚えておきましょう。

 

キッチン移動に不可欠な「周辺工事」とは

キッチンの移動リノベーションにおいて、多くの方が当初の見積もり段階で驚かれるのが「周辺工事」と呼ばれる費用の存在です。

キッチンを移動するということは、単に新しい場所に箱を置くことではありません。「古いキッチンを撤去した跡地を綺麗に修復する」という作業が必ず発生します。これまでキッチンが設置されていた壁にはタイルの跡や油汚れが残り、床にはぽっかりと配管の穴が空いたままになります。これらの跡を隠し、新しいリビングダイニングとして一体感のある美しい空間を作るためには、部屋全体の壁紙(クロス)の張り替えや、フローリングの張り替え(または既存の床の上から新しい材を貼る上張り)工事がほぼ必ずセットで必要になります。

 

気になる周辺工事費用の具体的な内訳

内装を伴う周辺工事費などが、キッチンの移動費用を押し上げる大きな要因となります。具体的な費用の内訳目安は以下の通りです。

既存キッチンの解体・撤去および廃材処分費: 約5万〜15万円
給排水管およびガス管の切り回し工事費: 約10万〜25万円
換気扇ダクトおよび電気配線工事費: 約5万〜15万円
床・壁・天井の内装補修・張り替え工事費: 約15万〜40万円

これらに加えて、新しいシステムキッチンの本体価格と取り付け施工費が上乗せされるため、総額が大きくなります。「キッチンのカタログ価格」だけで予算を組んでしまうと、いざ見積もりを取った際に周辺工事費が加わって予算を大幅にオーバーしてしまいます。計画を頓挫させないためには、これら「見えない周辺工事」の費用が発生することを念頭に置き、予算を計画しましょう。

 

キッチンを移動する際にに知っておくべき注意点

キッチンを移動する際にに知っておくべき注意点

 

予算がクリアになっても、一戸建ての建物の構造上、どうしてもキッチンが理想の場所へ移動できない、あるいは移動することで生活空間に別の不具合が生じてしまうケースがあります。特に水回りの移動において最もシビアな問題となるのが「排水管の勾配」と「換気扇の排気」の経路確保です。

ここでは、リノベーションの設計段階で必ず直面する構造的な壁と、設計者と打ち合わせる際に施主自身も知っておくべき、戸建て住宅ならではのキッチン移動における代表的な注意点について解説していきます。

 

スムーズな排水に欠かせない水勾配

キッチンの移動において、設計士や施工業者が最も神経を尖らせるのが「排水管の勾配(傾斜)」です。水は高いところから低いところへ流れるという自然の法則に従っているため、キッチンのシンクから流れた生活排水を屋外の下水枡までスムーズに運ぶためには、床下を通る排水管に一定の傾斜(水勾配)をつける必要があります。一般的に、排水管には「1メートル進むごとに約1センチ下がる(1/100の勾配)」という緩やかな傾斜が必要です。

 

移動距離が長いとキッチンの床が高くなる?

もし、キッチンの移動距離が家の外にある元の排水枡から遠く離れてしまう場合、この勾配を確保するために、排水管のスタート地点(キッチンの真下)を通常よりも高い位置に設定しなければなりません。一戸建ての場合、床下の空間(基礎の高さ)には限りがあるため、床下だけで十分な勾配が確保できない事態が発生します。その結果、「キッチンの床をリビングよりも一段高く(小上がりのように)して、床下に配管を通すスペースを無理やり作らなければならない」という状況に陥ります。

 

失敗を防ぐための「事前の床下点検」が必須

アイランドキッチンにしてリビングとの一体感や開放感を出したかったのに、キッチンの床が上がってしまったことでかえって天井が低く感じられ、空間に圧迫感が生まれてしまったり、移動のたびに段差を上り下りする手間が生じたりと、想定外の不満に繋がる失敗談は少なくありません。リノベーションでキッチンを大きく移動させたい場合は、まずご自宅の基礎の高さと床下構造で「十分な排水勾配がフラットな床のまま取れるかどうか」を、プロの業者にしっかりと現地調査(床下点検)してもらうことが不可欠です。

 

アイランド型への変更に伴う「太い排気ダクト」

排水と同様に、キッチンの移動において大きな障壁となるのが「換気扇(レンジフード)の排気ダクト」の経路です。キッチンで発生した煙やニオイ、油汚れを含んだ空気を屋外へ排出するためには、換気扇の本体から外壁の排気口まで、直径15センチほどの太いダクトを通さなければなりません。キッチンを壁際から部屋の中央(アイランド型など)に移動させた場合、この太いダクトを天井裏に通して外壁まで導くことになります。

 

スペース不足による「下がり天井」の可能性

古い戸建て住宅などでは天井裏のスペース(懐)に余裕がないことが多く、太いダクトを通すことができません。その場合、ダクトを通す部分だけ天井を低く下げる「下がり天井(折り下げ天井)」にする必要が出てきます。これを逆手に取って、下がり天井の部分に木目調のアクセントクロスを貼ったり、間接照明を仕込んだりしておしゃれなインテリアデザインに昇華させるテクニックもあります。しかし、事前に知らされていなければ「フラットな天井になると思っていたのに想像と違った」という後悔に繋がります。

 

外壁の穴あけ位置と近隣トラブルへの配慮

一戸建てならではの注意点として、「外壁に新しく排気用の穴(スリーブ)を開ける位置」が挙げられます。キッチンを移動した結果、排気口が隣の家の窓のすぐ近くになってしまったり、ベランダに干している洗濯物に直接排気のニオイがかかってしまったりする配置は避けなければなりません。近隣トラブルを防ぐためにも、ダクトの延長経路だけでなく、最終的に外のどこから排気されるのかという建物の外観や周辺環境への配慮も含めた、緻密なダクト設計が求められます。

 

システムキッチンの「グレード」とは?種類と違いを解説

システムキッチンの「グレード」とは?種類と違いを解説

 

キッチンの移動と同時に悩むのが、新しいシステムキッチンの選び方です。各住宅設備メーカーのカタログを開くと数多くのキッチンが並んでいますが、これらは大きく「ハイグレード」「ミドルグレード」「スタンダードグレード」の3つの階層に分類されています。グレードによって、使用されている素材の質、選べるデザインの豊富さ、そして標準搭載されている最新機能に圧倒的な違いがあります。

ここでは、各グレードの特徴と価格帯の目安、そして材質による決定的な違いについて詳しく紐解いていきます。

 

スタンダード・ミドル・ハイグレードの特徴と価格帯

スタンダードグレード(普及価格帯)は、本体価格がおおよそ40万〜70万円程度に設定されています。賃貸アパートや建売住宅でもよく採用される最もベーシックなモデルで、基本的な調理・洗浄機能はしっかりと備わっており、無駄を省いたシンプルな構造が特徴です。「とにかく予算を抑えて水回りを綺麗にしたい」という方には最適ですが、選べる扉のカラーバリエーションが少なかったり、天板の素材がごく一般的なステンレスや人工大理石に限られたりするという制限があります。

次に、最も売れ筋であり、リノベーションを行う多くの家庭で選ばれるのがミドルグレード(中価格帯)です。本体価格は約70万〜120万円程度となります。スタンダードに比べてデザイン性が飛躍的に向上し、選べる色や取っ手のデザインが豊富になります。また、収納キャビネットの構造も工夫され、引き出しの中にさらに内引き出し(スライドボックス)があるなど、デッドスペースを余すことなく活用できる大容量収納が魅力です。人気の「ハンズフリー水栓(自動水栓)」や、10年間ファンのお手入れが不要な「自動洗浄機能付きレンジフード」、大容量の「深型食洗機」などの便利なオプションを自由に組み合わせやすいのもこのグレードの強みです。

そして、最高峰となるのがハイグレード(高価格帯)です。本体価格は150万円〜300万円以上にもなります。まさにLDK空間の主役となるような圧倒的な高級感と重厚感があり、まるで高級家具のように美しいデザインが特徴です。各メーカーが持つ最新技術や最高級素材が惜しみなく投入されており、細部の仕上げや引き出しのレールの滑らかさに至るまで、一切の妥協がない至高のキッチン空間を実現できます。

 

グレードによる「材質」と「機能性」の決定的な差

グレード間の違いを日々の生活で最も明確に感じられるのが、「天板(ワークトップ)とシンクの材質」そして「キャビネットの構造」です。スタンダードグレードでは、熱に弱く傷がつきやすい安価な人工大理石や、ベーシックなステンレスが主流です。しかし、ミドルグレードになると、熱や傷に強く、醤油などのガンコな汚れも染み込みにくい高品質な「人造大理石(アクリル系)」が選べるようになります。

さらにハイグレードになると、まな板を使わずに直接天板の上で包丁を使っても傷がつかず、オーブンから取り出した熱々のフライパンや鍋を鍋敷きなしで直置きしても全く変色しない「セラミックトップ」や、天然の水晶を主成分とし、宝石のような深い輝きと重厚感を放つ「クォーツストーン」など、極めて耐久性と意匠性が高いプレミアム素材を選択できるようになります。

また、骨組みとなるキャビネット(収納部分)の材質も大きく異なります。一般的なキッチンは木製キャビネットですが、日本の高温多湿な環境でも湿気やカビに強く、ゴキブリなどの害虫も寄せ付けにくい「ステンレスキャビネット」や、油汚れもサッと水拭きで落ちる「高品位ホーロー」を採用しているのは、ミドルグレード以上であることが多いです。機能面でも、引き出しを勢いよく閉めても最後はゆっくりと静かに閉まる「ソフトクローズ機能」がすべての引き出しに標準装備されているか、シンクに水が当たる不快な音を軽減する「静音シンク」が採用されているかなど、毎日使う上での些細なストレスを軽減するための見えない技術の数々が、価格差となって表れています。

 

失敗しない!ライフスタイルと「料理好き度」に合わせた決め方

失敗しない!ライフスタイルと「料理好き度」に合わせた決め方

 

キッチンのグレードが高ければ高いほど良いというわけではありません。オーバースペックなキッチンを選んで後悔するケースも非常に多いのが現実です。大切なのは、ご自身のライフスタイルや家族の人数、そして何より「料理が好きかどうか」という価値観と、キッチンのスペックを完璧に一致させることです。

ここでは、数あるグレードの中からあなたに最適なキッチンを見極めるための、具体的な判断基準と賢い決め方のポイントを解説します。自分にとって本当に必要な機能は何か、じっくりと考えてみましょう。

 

「料理が好きか?」で変わる最適なグレード選び

システムキッチンを選ぶ際、最も重要な判断基準となるのが「そもそも自分は料理が好きか?」という視点です。 もしあなたが「料理が趣味で、休日は何時間もキッチンに立って手の込んだ料理を作る」「食材やスパイスにこだわりがあり、調理器具もたくさん持っている」という料理好きであれば、思い切って「ハイグレード」のキッチンに予算を割く価値が十分にあります。傷や熱を気にせずダイナミックに調理ができるセラミックトップや、作業スペースが広大にとれるアイランド型、そして美しいデザインのキッチンは、料理のモチベーションを飛躍的に高め、キッチンに立つこと自体を至福の時間にしてくれます。

一方で、「平日は仕事や育児で忙しく、料理はできるだけ短時間で済ませたい」「正直言って料理は義務であり、それほど好きではない」という方の場合は、ハイグレードな高級素材に予算をつぎ込むのはおすすめしません。料理が好きではない方にとって最も重要なのは、高級感よりも「動線の良さ」と「家事ラク(メンテナンスのしやすさ・アシスト機能)」です。 この場合、ベースは「ミドルグレード」や「スタンダードグレード」に抑え、その代わりに浮いた予算を強力な「オプション機能」に全振りするのが正解です。

例えば、食材を入れるだけで自動で火加減を調整し一品完成させてくれる「ガスコンロのオート調理機能(自動炊飯やオートグリル)」、洗い物のストレスをゼロにする「海外製の大容量フロントオープン食洗機」、ボタン一つでフィルターを洗浄してくれる「洗エールレンジフード」、さらにはキッチンから洗濯機や洗面所へ数歩で移動できる「回遊動線(間取りの工夫)」などに予算を集中させましょう。

料理が好きではないからこそ、設備と間取りの力で家事の負担を極限まで減らすことが、日々のQOL向上に直結します。

 

厚木・海老名エリアでの戸建てリノベーション事例に学ぶ

地域特有の環境やライフスタイルに合わせた選び方も非常に参考になります。例えば、厚木・海老名エリアは、ららぽーとなどの大型商業施設が充実している一方で、少し足を延ばせば地元の新鮮な野菜を直売する農産物直売所(グリーンセンターなど)も多く、豊かな食材に恵まれた地域です。このエリアで戸建てリノベーションを行うご家族の傾向として、休日に車で地元野菜や日用品をまとめ買いし、平日に向けて作り置きおかずをたくさん調理するというライフスタイルが多く見られます。

このようなご家庭の場合、泥付きの野菜を洗ったり下ごしらえをしたりするスペースが広く確保できる「ミドルグレード以上のひろびろシンク」や、大容量のストック食材・箱買いした飲料を整然としまっておける「大容量の引き出し式パントリー機能」を備えたキッチンが非常に重宝されます。また、勝手口から直接キッチンへ荷物を運び込める動線を確保したり、あえてキッチンのグレードはミドルクラスに抑えて、背面に大工の造作による床から天井までの巨大な壁面収納(カップボード)を設置したりする事例が人気を集めています。

地元の実情に合った施工実績が豊富なリノベーション会社に相談し、「このエリアで同じようなライフスタイルの人は、どこに重点を置いてキッチンを選んでいるか」というリアルな事例を聞いてみることも、失敗しないキッチン選びの大きなヒントとなるでしょう。

 

まとめ

まとめ (24)

 

一戸建てのキッチン移動を伴うリノベーションは、配管の勾配や排気ダクトといった目に見えない構造への配慮が必要な大掛かりなプロジェクトです。事前にクリアすべき注意点をしっかりと把握し、移動距離に伴う費用の内訳を正しく理解することが成功の第一歩となります。そして新しいキッチンのグレード選びでは、見栄えだけでなく「料理が好きか」という視点を持ち、動線やメンテナンス性などを冷静に見極めることが大切です。厚木・海老名エリアで理想のキッチン空間を実現するために、信頼できる地元のプロ業者と相談しながら、あなたにとって最高のキッチンリノベーションを完成させてください。

 

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