水回りの寿命は20年?「まだ使える」では済まない知っておくべき家の設備と配管の寿命|ブログ|厚木市のリノベーション&大規模リフォーム専門店「リノベハウス」

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2026.01.22

水回りの寿命は20年?「まだ使える」では済まない知っておくべき家の設備と配管の寿命

お役立ちコラム

せっかく手に入れたマイホーム。「キッチンやお風呂などの設備は、一体いつまで使えるのだろう?」とふと不安になることはありませんか。新築で購入してから、あるいは中古物件にお住まいになってから10年、15年と月日が経つにつれ、換気扇の音が大きくなったり、蛇口の締まりが悪くなったりといった小さな変化に気づくはずです。

多くのお客様が「完全に壊れるギリギリまで使い倒したい」と考えます。それは経済的な観点から見れば当然の心理です。しかし、厚木市・海老名市で数多くの築古物件を見てきた私たちリノベハウスの視点から申し上げますと、「壊れてから直す」というスタンスは、かえって高くつくばかりか、家の寿命そのものを縮めてしまう大きなリスクをはらんでいます。

この記事では、キッチンをはじめとする家の全設備の寿命について、メーカーの建前論ではなく、現場の経験に基づいた現実的な交換ラインを解説します。なぜ私たちが「部分的な交換」をおすすめせず、「大規模リノベーション」をご提案するのか。その論理的な理由と、ご家族の資産を守るための正しいメンテナンス時期について、詳しくお話しします。

 

一軒家における「設備の寿命」基礎知識

一軒家における「設備の寿命」基礎知識

 

まず大前提として、住宅設備には「法定耐用年数(税法上の基準)」「メーカー推奨耐用年数(安全上の基準)」「実質的寿命(物理的な限界)」の3つが存在します。多くのWeb記事で混同されがちですが、私たちが注目すべきは「実質的寿命」と「二次被害が発生する時期」です。

 

メーカーが言う「10年」はあくまで部品保有期間

多くのメーカーは、設備の標準使用期間を「10年」と定めています。これは「10年で壊れる」という意味ではなく、「10年を過ぎると点検が必要になり、修理用部品の在庫保有義務がなくなる」という区切りです。 実際には、10年きっかりでキッチンが使えなくなることはありません。多くのご家庭で15年〜20年程度は使い続けられています。しかし、この「10年から20年の間」こそが、最も判断を誤りやすい危険なグレーゾーンなのです。

 

設備本体よりも先に「付帯部分」が限界を迎える

例えば、システムキッチンのステンレス天板やキャビネット自体は30年持つかもしれません。しかし、それらを繋ぐパッキン、コーキング(隙間埋め材)、給排水管の接続部は、15年〜20年で確実に硬化し、ひび割れます。 「まだ使える」と思って使い続けた結果、目に見えないキャビネットの裏側で微量な水漏れが続き、床下の土台を腐らせていたというケースは、厚木・海老名エリアのリノベーション現場でも決して珍しくありません。

 

厚木・海老名エリアで考慮すべき環境要因

厚木・海老名エリアで考慮すべき環境要因

 

リノベーションを考える際、地域の気候風土を無視することはできません。厚木市や海老名市は、相模川水系の豊かな自然に恵まれている反面、湿気や土壌環境が住宅に与える影響も考慮する必要があります。

 

湿気とシロアリのリスク

厚木・海老名の平野部や河川に近いエリアは、比較的地盤の水分量が多く、湿気が床下に溜まりやすい傾向があります。 設備機器からの微細な水漏れ(ポタポタ漏れ)を放置すると、高温多湿な床下環境と相まって、シロアリを呼び寄せる絶好の環境を作り出してしまいます。

「キッチンが古いだけ」と思っていたら、「床下の柱がシロアリに食われてスカスカだった」という事態を防ぐためにも、このエリアでは早めの水回り対策が必須です。

 

配管への影響

どれだけキッチンやお風呂をピカピカにしても、壁の中に隠れた「古い水道管」が当時のままでは、爆弾を抱えて生活するようなものです。 築数十年が経過した配管は、素材を問わず経年劣化による「ピンホール(小さな穴)」や「継ぎ目の緩み」のリスクが避けられません。気づかないうちに壁の中でじわじわと水漏れが起き、大切な家の土台を腐らせてしまう事例も後を絶ちません。 

表面的な交換で終わらせず、壁裏の配管を一新し、見えない不安を根本から絶つ大規模リノベーションを強く推奨します。

 

設備別交換時期の目安と限界サイン

設備別交換時期の目安と限界サイン

 

ここでは、メーカーの推奨ではなく、私たちが現場で見る「トラブルが起きる前に交換すべき現実的なライン」を解説します。

 

キッチン:限界ラインは「築20年」

★ガスコンロ・IHヒーター(10年〜12年)
着火しにくい、火力が安定しない、IHのガラストップにヒビが入るなどの症状が出ます。センサー類の誤作動は火災リスクに直結するため、12年を超えての不調は即交換のサインです。

★レンジフード・換気扇(10年〜15年)
モーターの異音(キーン、ゴーという音)は寿命の合図です。さらに恐ろしいのは、長年の油汚れがダクト内部に蓄積し、換気能力が低下すること。最悪の場合、調理中の炎が油に引火するダクト火災の原因になります。

★水栓金具(10年〜15年)
レバーが重い、吐水口からのポタポタ水漏れ、根元のぐらつき。内部のカートリッジやパッキンの劣化が原因です。これを無理やり締め付けて使うと、配管接続部に負荷がかかり、壁内漏水を引き起こします。

★シンク・キャビネット(15年〜20年)
ステンレスのサビ、人工大理石の変色、扉の蝶番(丁番)の破損。特に注意すべきは「排水トラップ周辺からの臭い」と「シンク下の湿気」です。シンク下を開けた時にカビ臭い場合、すでに排水管の継ぎ目から漏水している可能性があります。

 

浴室(ユニットバス):限界ラインは「築20年」

★コーキング・目地(10年〜)
浴槽と壁の隙間を埋めるゴム状の素材(コーキング)にカビが生え、ひび割れや剥がれが起きます。ここから侵入した水は、防水層を突破して家の柱を直接濡らします。

★換気乾燥暖房機(10年〜12年)
異音が大きくなったら交換時期です。浴室は湿気が多いため、電装部品の劣化が他の部屋より早く進行します。

★浴槽・床(20年〜)
FRP(強化プラスチック)素材であっても、20年経つと細かなヒビ割れ(クラック)や変色が目立ちます。特に在来工法(タイル張りのお風呂)の場合、タイルのヒビからの水漏れリスクは築20年で極大化します。

 

トイレ:限界ラインは「築15年〜20年」

★温水洗浄便座(10年)
電化製品であるため、10年が寿命です。ノズルの動作不良や、便座が温まらないといった故障が発生します。

★タンク内部品(10年〜15年)
ボールタップやゴム玉の劣化により、便器内にチョロチョロと水が流れ続ける現象が起きます。水道代の無駄だけでなく、常に水が流れる音はストレスになります。

★便器本体・フランジ(20年〜) 
陶器自体は100年持ちますが、床と便器を接続する「フランジ」という部材のパッキンが20年程度で劣化します。トイレの床がなんとなく臭う、床材が変色している場合は、フランジからの汚水漏れが疑われます。

 

給湯器:限界ラインは「10年〜13年」

★給湯器全般
お湯の温度が安定しない、追い焚きができない、異音や異臭がする。これらは完全に故障の前兆です。給湯器は突然壊れることが多く、特に冬場に故障すると数日間お湯が使えないという過酷な状況になります。「エラーコード」が頻繁に出るようになったら、完全に止まる前に交換が必要です。

 

なぜ「部分リフォーム」ではいけないのか

なぜ「部分リフォーム」ではいけないのか

 

読者の皆様の中には、「壊れた換気扇だけ交換すればいい」「古くなったトイレだけ新しくしたい」とお考えの方も多いでしょう。しかし、私たちリノベハウスがあえて「部分リフォームはお受けせず、大規模リノベーションのみ」としているのには、お客様の利益を守るための明確な理由があります。

 

理由1:配管の「つぎはぎ」が一番危険

築20年以上の家で、設備機器だけを新品に交換し、壁の中の古い配管をそのまま再利用することは、非常にリスクが高い行為です。 新しい設備の接続口と古い配管をつなぐ際、経年劣化した配管に負荷がかかり、工事直後は大丈夫でも数ヶ月後に接続部から水漏れを起こすケースがあります。壁の中で水漏れが起きれば、発見が遅れ、気付いた時には柱が腐っているという最悪の事態を招きます。

理由2:見えない部分の補修ができない

キッチン単体の交換工事では、床や壁をすべて剥がすことはしません。つまり、床下の断熱材が落ちていないか、壁内の柱がシロアリに食われていないかを確認・補修するチャンスを逃すことになります。 見た目だけピカピカになっても、構造部分がボロボロでは家の寿命は延びません。大規模リノベーションであれば、骨組み状態まで解体するため、構造的な欠陥を根本から治療できます。

理由3:トータルコスト

「今回はコンロだけ」「3年後は給湯器」「5年後は床の張り替え」と五月雨式に工事を行うと、その都度「養生費」「搬入費」「人件費(職人の出張費)」が発生します。 また、部分リフォームを繰り返した結果、最終的に家の性能(断熱性や耐震性)が向上していないにもかかわらず、総額では大規模リノベーションに近い金額を支払っていた、という事例は後を絶ちません。

 

壊れる前のリノベーションという代替案

壊れる前のリノベーションという代替案

 

私たちは、設備単体の寿命に合わせて工事をするのではなく、「家の構造寿命」と「ライフステージ」に合わせて、築20年〜25年のタイミングで一度リセットする大規模リノベーションを強く推奨します。

 

「設備交換」ではなく「住環境の再構築」

単にキッチンを新しくするのではなく、キッチンを含めたLDK全体の断熱改修を行い、壁を取り払って広々とした空間を作る。その過程で、床下の給排水管をすべて新品の樹脂管に入れ替え、将来30年間の水漏れリスクをゼロにする。これが私たちの提供するリノベーションです。

具体的なリノベーションのメリット

★通路幅の最適化
昔のキッチンの通路幅は75cm〜80cmが主流でしたが、現代の標準や車椅子対応も見越すと、最低でも90cm〜100cmの幅が必要です。大規模リノベーションなら、壁の位置を動かしてこの数値を確保できます。

★収納効率の向上
使いにくいデッドスペースをなくし、手の届く範囲に大容量のパントリーを造作する。そんな生活のクオリティを上げる収納の変更も。間取り変更を伴うリノベーションだからこそ可能です。

★寒さの解消
厚木・海老名の冬は底冷えします。古いお風呂をユニットバスに変える際、基礎断熱を施し、窓をペアガラスやトリプルガラスに交換することで、浴室の室温を5℃〜10℃上げることが可能です。ヒートショック事故を防ぐためにも、単なる設備交換以上の性能向上が必要です。

 

あなたの家は大丈夫?設備寿命チェックリスト

チェックリスト

 

以下の項目のうち、3つ以上当てはまる場合は、設備単体の故障だけでなく、家全体のメンテナンス計画を見直すべき時期に来ています。

 

【キッチン】

[ ] 築年数が20年を超えているが、一度も給排水管の点検・交換をしていない。

[ ] シンク下の収納を開けると、湿気臭い・カビ臭いにおいがする。

[ ] 換気扇を回すと、テレビの音が聞こえなくなるほど大きな音がする。

 

【お風呂・洗面・トイレ】

[ ] お風呂の入り口の木枠が黒ずんでいる、または触るとブヨブヨしている。

[ ] 浴槽にお湯を張った翌日、水位が明らかに減っている気がする。

[ ] 洗面台のボウルに細かなヒビが入っている。

[ ] トイレの床材(クッションフロア)が変色している、または剥がれてきている。

 

【全体・構造】

[ ] 家の中で「なんとなく寒い」「隙間風を感じる」場所がある。

[ ] 基礎コンクリートの表面に、「髪の毛ほどの細いヒビ」以上の亀裂がある。

 

設備の寿命は「家の健康診断」の合図です

まとめ

 

家の設備には確かに「寿命」があります。しかし、メーカーが定める10年という期間や、実際に壊れるまでの20年という期間は、あくまで機械としての限界に過ぎません。

本当に大切なのは、設備が悲鳴を上げる前に、家本体の老朽化に目を向けることです。 キッチンやお風呂が古くなってきたということは、目に見えない配管や断熱材、構造材も同じように歳をとっています。これを「設備だけ入れ替えればいい」と安易に考えてしまうと、数年後に構造的な不具合で高額な出費を強いられることになりかねません。

リノベハウスは、厚木・海老名エリアにおいて、ただ設備を新しくするだけのリフォームは行いません。お客様がこれから30年、40年と安心して暮らせるよう、見えない部分のリスクを徹底的に排除する「大規模リノベーション」をご提案します。

「うちはまだ部分修理でいいのか、それとも全体を見直すべき時期なのか?」 その判断に迷われたら、まずは私たちの「建物診断」をご利用ください。プロの視点で、現状のリスクと最適な解決策を正直にお伝えします。

 

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