厚木の実家リノベーションは建て替えより「得」?費用と自由度を徹底比較|ブログ|厚木市のリノベーション&大規模リフォーム専門店「リノベハウス」

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2025.12.01

厚木の実家リノベーションは建て替えより「得」?費用と自由度を徹底比較

お役立ちコラム

厚木市や海老名市にあるご実家。「将来はここに戻って暮らそうか」「親から相続する予定だけれど、建物が古くて…」とお悩みではありませんか? いっそ更地にして建て替えるべきか、それともリノベーションして住み継ぐべきか。人生で一番大きな買い物を前に、迷われるのは当然です。

建物の状況にもよりますが、多くの場合「実家リノベーション」は建て替えよりも金銭的にも、そして暮らしの質の面でも「得」になる選択肢です。 

この記事では、費用面での具体的な比較はもちろん、意外と知られていない「間取り変更の自由度」や、実家リノベーションならではのメリット・デメリットを、専門家の視点で徹底解説します。

実家リノベーションは建て替えよりも「得」なのか?

実家をどうすべきか

一般的にリノベーションは建て替えの約6〜7割の費用で済みますが、それだけではありません。「解体費」や「税金」といった見落としがちなコストを含めた「総額」で比較し、なぜリノベーションが経済的に有利なのかを解説します。

 

「新築は2,000万円」は昔の話?高騰する建築費の現実

40代〜50代のお客様とお話ししていると、「昔は2,000万円もあれば立派な家が建った」というお声をよく伺います。確かに20年〜30年前はそのような相場感でしたが、近年の資材価格の高騰や人件費の上昇により、現在の新築相場はその当時とは大きく変わっています。

現在、大手ハウスメーカーで新築する場合、坪単価は100万円以上地域の工務店でも80万〜90万円程度が相場です。 つまり、一般的な30坪の家を建てるだけでも、建物本体だけで約3,000万円近い費用がかかる計算になります。建て替えの場合は、ここにさらに「解体費用(約200万円〜)」や「諸費用」が加算されるため、総額はさらに膨らみます。

「新築=2,000万円」という当時の感覚で建て替えを検討すると、見積もりを見て驚かれることが少なくありません。 基礎や構造体という「既存の資産」を活かすリノベーションは、この「高騰する新築建築費」の影響を最小限に抑えられるため、現在のような物価高の状況下では、かつて以上に「得」な選択肢となっているのです。

費用総額の比較:新築の「6割~7割」で理想が叶う

前述の通り、厚木市エリアで一般的な30坪の木造住宅を例に挙げると、建て替え(解体+新築)には総額3,000万円以上かかるケースが多いです。一方、基礎や構造を活かす「フルリノベーション」であれば、耐震・断熱補強を含めても1,500万〜2,000万円程度に収まることが一般的です。 

浮いた1,000万円以上の予算を、こだわりのキッチンや無垢材の床、趣味の部屋といった「内装・設備」に回すことができるため、同じ総予算ならリノベーションの方が圧倒的にグレードの高い暮らしが手に入ります。

見落としがちな「解体費」と「固定資産税」の差

「得」なのは工事費だけではありません。建て替えには、既存の建物を壊すための「解体費用(150万〜250万円)」や、滅失登記・保存登記などの諸費用が重くのしかかります。 さらに大きな違いが「固定資産税」です。

建て替えて新築にすると、建物の評価額がリセットされ、毎年の固定資産税が跳ね上がります。リノベーションなら、建物の評価額は大きく上がらないため、入居後のランニングコスト(税金)も安く抑えられ、長期的に見ても「得」になります。

 

実家リノベーションは「間取り」も自由自在

自由に変えられる間取り

「安くても、古い間取りのままじゃ住みにくい」「好きな間取りにできないなら損だ」と思っていませんか?実は、木造戸建てのリノベーションは、想像以上に自由な間取り変更が可能です。

壁を撤去して大空間LDKへ。木造住宅の柔軟性

昔ながらの実家によくある「細かく仕切られた和室と居間」「北側にある暗い台所」。これらは、リノベーションで劇的に変えられます。 日本の木造住宅(在来工法)は、柱と梁で支える構造のため、適切な補強を行えば、間仕切り壁を取り払って20畳以上の大空間LDKを作ることが可能です。

水回りの位置移動も、床下の配管スペースさえ確保できれば自由に行えます。

「リノベーション=制約が多い」というのは誤解です。

新築には出せない味。「既存」を活かすデザインの選択肢

建て替え(新築)では決して手に入らない「得」があります。それは、ご実家が刻んできた時間という価値です。 天井裏に隠れていた立派な梁(はり)をあえて見せて古民家カフェ風にする、お祖父様の代からある欄間(らんま)をインテリアとして再利用する。

こうした古いものと新しいデザインを融合させるリノベーションは、新築にはない唯一無二の空間を生み出します。思い出を残しつつ、機能は最新にする。これこそが実家リノベーションの最大の贅沢です。

 

実家リノベーションの「3つの注意点」

3つの注意点

「得」な面ばかりではありません。実家ならではの注意点を知らずに進めると、後でトラブルになることも。ここでは、相続、耐震、断熱という3つの視点から、リノベーションを成功させるためにクリアすべき課題を解説します。

注意点①:「名義」は誰?贈与税と住宅ローン控除に注意

最も注意が必要なのが「建物の名義」です。親名義の実家を、子が費用を出してリノベーションする場合、そのままでは親への「贈与」とみなされ、高額な贈与税がかかる可能性があります。また、住宅ローン控除を受けるには「自分が所有し、居住する」ことが条件です。 

工事契約の前に、建物を子へ贈与する、あるいは親子間売買を行うなど、名義変更の手続きが必要です。

注意点②:昭和56年以前なら必須。「耐震補強」のコスト

実家が築40年以上(1981年5月31日以前の旧耐震基準)の場合、大地震への備えが不足している可能性が高いです。 安心できる住まいにするためには、リノベーション費用の中に「耐震診断」と「耐震補強工事」の予算(150万〜300万円程度)を組み込む必要があります。

これを怠ると、命を守れないだけでなく、住宅ローン減税などの優遇措置が受けられない場合もあります。ここはコストを削ってはいけない部分です。

注意点③:実家は寒い。「断熱改修」なしでは快適にならない

「実家は冬になると底冷えがする」という記憶はありませんか?昔の家は断熱材がほとんど入っていないことが多く、いくら内装をきれいにしても、寒さまでは改善しません。 「窓の交換(内窓設置)」や「壁・床・天井への断熱材充填」は必須工事と考えましょう。

ヒートショックを防ぎ、光熱費を下げる効果もあるため、長い目で見れば確実に「得」になる投資です。

 

実家リノベーションに活用できる補助金と減税制度

補助金制度 (1)

リノベーション費用をさらに「得」にするために、補助金と減税制度の活用は欠かせません。厚木市・海老名市エリアで使える制度を中心に、賢い資金計画のポイントを紹介します。

厚木市の「親元近居・同居」や「耐震改修」補助金

厚木市には、実家リノベーションと相性の良い独自の補助金があります。 例えば、市外から転入して親と同居する場合の「親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金(住宅改修)」や、旧耐震基準の木造住宅を補強する際の「木造住宅耐震改修工事等補助事業」などです。

 また、国の制度である「子育てエコホーム支援事業(省エネ改修)」なども併用できる場合があります。これらの申請はタイミングが重要(契約前申請が基本)なため、プランニング段階での確認が必要です。

相続税対策としてのリノベーション効果

相続税の観点からも、リノベーションは「得」になるケースがあります。 現金で相続するよりも、その資金で実家をリノベーションして「家(不動産)」として相続する方が、相続税評価額が下がるため、節税効果が期待できます(「小規模宅地等の特例」の適用など)。

ただし、相続のタイミングや同居の要件など複雑なルールがあるため、税理士等の専門家を交えた事前のシミュレーションをおすすめします。

 

【プランニング例】築35年の実家はリノベハウスならここまで変わる

プランニング例

「本当にここまで変わるの?」という疑問にお答えするため、リノベハウスがご提案するリノベーションのモデルケースを紹介します。もし厚木市にある築35年の標準的な木造住宅をリノベーションしたら、どのような変化が生まれるのか。単なる修繕ではなく、ご家族の新しい物語を作るプロセスを感じてください。

ご要望:「暗くて寒い台所を、家族が集まる明るいLDKにしたい」

【想定物件】
厚木市内、築35年の木造2階建て。 

【お客様の悩み】
「北側の独立キッチンが暗くて孤独」「和室と居間が分かれていて使いにくい」「冬は寒くてお風呂がつらい」 

【リノベハウスのプランニング】
構造計算を行った上で、居間と和室を隔てていた壁を撤去し、南側の光がキッチンまで届く20畳の大空間LDKをご提案します。キッチンは壁付けから対面式(ペニンシュラ型)に変更し、料理中もお子様の様子が見えるように配置。 寒さ対策として、壁・床・天井に高性能断熱材を入れ、窓はすべて樹脂サッシのペアガラスに交換。これで、新築同様の暖かさを実現します。建て替えなくても、間取りの工夫と性能向上で、理想の暮らしは十分に叶います。

→リノベハウスの実例

 

まとめ

まとめ (3)

実家リノベーションは、建て替えに比べて費用を抑えられるだけでなく、固定資産税の軽減や、思い出の継承といった多くの面で「得」な選択肢です。 そして何より、現代のライフスタイルに合わせた「自由な間取り変更」が可能であり、新築以上の満足度を実現できるポテンシャルを秘めています。

「うちの実家はリノベーションできる?」「費用はいくらかかる?」 そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度リノベハウスにご相談ください。私たちは、お客様との「対話」を通じて、ご実家の状態を診断し、ご家族にとって最も「得」で「幸せ」な住まい方をご提案します。相続前の事前相談も承っております。

 


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