【厚木市の木造一軒家リノベーション費用】何で決まる?価格の変動要因を解説|ブログ|厚木市のリノベーション&大規模リフォーム専門店「リノベハウス」

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2025.11.24

【厚木市の木造一軒家リノベーション費用】何で決まる?価格の変動要因を解説

お役立ちコラム

厚木市や海老名市で、築年数が経った木造住宅にお住まいの皆様。

「家族構成が変わったから間取りを変えたい」「冬の寒さや耐震性が心配」「リノベーションしたいけど、費用は一体いくらかかるんだろう?」

こうした期待と不安をお持ちではないでしょうか。

この記事では、木造住宅のリノベーションで知っておきたい「費用」の考え方や、厚木市で使える補助金など、具体的な情報をご紹介します。

まずは、木造住宅ならではの特性から見ていきましょう。

木造住宅は間取り変更が自由な理由 

木造住宅は間取り変更が自由

木造住宅、特に日本の戸建てで多い「在来工法(木造軸組工法)」は、リノベーションと非常に相性が良い構造です。なぜなら、家の構造を支える「柱」と「梁」がしっかりしていれば、壁を取り払うような大胆な間取り変更がしやすいからです。

「柱と梁」で支える在来工法

在来工法は、家を「線(柱と梁)」で支える構造です。そのため、家の強度に関係のない「間仕切り壁」を撤去することが比較的容易です。

例えば、「細かく仕切られた和室とリビングを繋げて、ひとつの広いLDKにしたい」といった、現代のライフスタイルに合わせた開放的な空間づくりが実現しやすいのが、木造住宅の大きな魅力です。

間取り変更と「耐力壁」のバランス

ただし、どんな壁でも撤去できるわけではありません。家を地震などから守るために必要な「耐力壁(たいりょくへき)」という構造上重要な壁も存在します。

リノベーションの専門家は、この耐力壁がどこにあるかを正確に診断します。「この壁は撤去する代わりに、こちらの壁を補強する」といった、家全体のバランスを見ながらプランニングすることが、安全なリノベーションの第一歩です。

築年数が古い家で多い「3つの課題」

木造建築に多い3つの問題

間取りの自由度が高い木造住宅ですが、築年数が経っている場合、理想の間取りを考える前に、まず解決すべき「課題」があることがほとんどです。特に厚木市・海老名市エリアでも多い、築30年、40年といった木造住宅で共通する3つの課題を解説します。

課題①:耐震性の不安(旧耐震基準)

最も重要なのが耐震性です。特に昭和56年(1981年)5月31日以前に建築確認を受けた建物は「旧耐震基準」で建てられており、現在の基準と比べて耐震性が低い可能性があります。

厚木市でも、こうした旧耐震の木造住宅は多く残っています。リノベーションで壁や床を解体するタイミングは、耐震診断と補強工事を行う絶好の機会です。

課題②:断熱性の問題(冬の寒さ・ヒートショック)

「冬は底冷えがして、暖房が効かない」というお悩みも、古い木造住宅で非常に多い課題です。当時の基準では、壁や床に断熱材が入っていない、または不十分なケースが珍しくありません。

これは快適性の問題だけでなく、ヒートショックなどご家族の健康にも直結します。断熱改修は、これからの暮らしを守るために必須の工事と言えます。

課題③:目に見えない「設備配管」の老朽化

キッチンやお風呂といった設備機器だけでなく、壁や床下に隠れている「給排水管」や「電気配線」も、築年数とともに老朽化しています。

せっかく内装をきれいにしても、数年後に配管から水漏れしては台無しです。大規模リノベーションは、これら目に見えないインフラ部分も一新できるチャンスです。

木造リノベーションの費用相場と、価格が「一律でない」理由

費用に幅がある理由

木造住宅のリノベーション費用について、多くの方がまず知りたい「大まかな価格感」と、なぜその価格に「幅」があるのかを解説します。費用は工事の足し算ではなく、お客様のご要望と家の状態をすり合わせた「プランニングの結果」として決まります。

木造フルリノベーションの費用相場(目安:1,000万~2,500万円)

厚木市・海老名市エリアで築年数の経った木造戸建てを一軒まるごとリノベーションする場合、費用相場は1,000万円~2,500万円程度が中心となります。

「1,000万円台」の場合は、間取り変更や内装・設備の刷新が中心。「2,000万円を超える」場合は、それに加えて耐震・断熱の根本改修や、外壁・屋根まで含めた大規模な工事になるイメージです。

このように費用に大きな幅があるのは、一軒一軒、家の状態も、ご家族の理想も全く違うからです。

費用要因①:ご家族の「理想」で変動する部分

費用を左右する一つ目の要因は、お客様が「どんな暮らしをしたいか」という、こだわりの部分です。リノベーションは、この「こだわり」によって費用が大きく変動します。 

例えば、LDKの床材一つとっても、一般的な複合フローリング(合板)を選ぶのと、足触りの良い無垢材を選ぶのとでは、材料費や施工費で数十万円単位の違いが出ることがあります。 同様に、「キッチンはアイランド型にしたい」、「壁を撤去して開放的なLDKにしたい」といったご要望も、配管工事や構造補強が伴うため費用に影響します。 

このように、お客様の「こだわり」によって費用は変動するため、ご予算の中で「絶対に譲れないこと」と「妥協できること」の優先順位を、あらかじめご家族である程度話し合っておくことが、満足のいくプランニングの第一歩になります。

費用要因②:家の「現状」で変動する部分

二つ目の要因が、家の健康状態、つまり「安全・快適に住むために必須の工事」です。これはプロの診断によって判明します。

特に古い木造住宅では、耐震補強(数十万~300万円程度)や、断熱改修(数百万単位)、配管の一新といった費用がプランに含まれることが多くあります。

この「必須」の部分を無視して理想だけを追求しても、満足できるリノベーションにはなりません。

費用は「対話」でつくる、ご家族だけの設計図

リノベーションの最終的な費用とは、この「理想」と「必須」を、ご予算の中でどう両立させるか、というプランニングの結果です。

「耐震補強に200万円かかることが分かったから、キッチンのグレードを調整する」「断熱は絶対に譲れないから、間取り変更は最小限にする」など、ご家族の優先順位を決める必要があります。

リノベハウスは、この優先順位をご家族と一緒になって考え、ご家族だけの「納得できる設計図」を作り上げるお手伝いをします。

「建て替え」とリノベーション、どちらを選ぶ?

建替えとリノベーションどっちがいいのか

「ここまで大がかりなら、建て替えた方が良いのでは?」と悩む方もいらっしゃるでしょう。これは木造住宅のリノベーションで誰もが通る道です。費用や法律の面から、厚木市で考える場合の比較ポイントを解説します。

費用と工期の比較(建て替えとの違い)

一般的に、すべてを解体して新築する「建て替え」は、リノベーションよりも費用が高額になるケースがほとんどです。 なぜなら、建て替えには新築工事費とは別に、まず既存の家を壊すための解体費用が必要になるからです。厚木市周辺の木造住宅の場合、30坪程度の家でも150万円~200万円程度(坪5万~7万円が目安)が上乗せされます。 また、建て替えは法的に「新築」扱いとなるため、「建築確認申請」の手数料や登記費用なども、リノベーションより高額になる傾向があります。

工期も大きく異なります。建て替えの場合、設計プランの開始から解体、新築工事、そして完成まで、一般的に8ヶ月~1年程度かかります。 一方、リノベーションは既存の「基礎」や「柱」など、使えるものを活かすため、工期は一軒家まるごとでも4ヶ月~6ヶ月程度が目安です。 つまり、建て替えはリノベーションに比べて、工期が4ヶ月~半年ほど長くかかり、その分、仮住まいの家賃や引っ越し代といった諸費用も多くかかります。

ただし、家の劣化が激しく、基礎や柱の大規模な補強に莫大な費用がかかる場合は、リノベーション費用が建て替え費用に近くなることもあります。

法律(再建築不可)と税金の比較)

注意したいのが法律です。古い木造住宅が建つ土地の中には、現在の建築基準法を満たしておらず、「建て替えができない(再建築不可)」土地が厚木市にも存在します。その場合、選択肢はリノベーションのみとなります。

また、税金面では、新築(建て替え)よりもリノベーションの方が、固定資産税が安くなる傾向があります。

厚木市で賢く活用したい補助金と減税制度

厚木市・海老名市で賢く補助金

リノベーション、特に「耐震」や「断熱」といった家の性能を上げる工事は、国や自治体が支援しています。厚木市で使える可能性のある補助金や減税制度を知っておくことで、費用負担を賢く軽減できます。

厚木市の「木造住宅耐震改修工事等補助事業」

厚木市では、昭和56年5月31日以前に建てられた旧耐震基準の木造住宅に対し、耐震改修工事に上限100万円程度の補助金が出る制度があります(※年度により要件確認)。

リノベーションと同時に耐震補強を行う場合、この制度を活用できる可能性が非常に高いです。ただし、「市の耐震診断を受けること」「契約前に申請すること」など、多くの条件があるため、専門家への早期の相談が不可欠です。

国の補助金(断熱・省エネ)や減税制度

厚木市の制度だけでなく、国もリノベーションを支援しています。

例えば、窓の交換や断熱材の追加といった「断熱改修(省エネ)」には、「子育てエコホーム支援事業」や「先進的窓リノベ事業」などが利用できる場合があります。

また、耐震改修や省エネ改修を行うと、「所得税」や「固定資産税」が減税される制度もあります。

まとめ

厚木市で木造住宅のリノベーションを考えるとき、その費用は「工事の単価」だけでは決まりません。目安として1,000万円~2,500万円という幅がありますが、最終的な費用は、ご家族の「理想の暮らし(間取りやデザイン)」と、家の「現状(耐震や断熱の必要性)」を、ご予算の中でどうバランスさせるか、というプランニングの結果です。

私たちリノベハウスは、価格の安さではなく、お客様との「対話」を重ねることで、そのご家族にとっての最適なバランスを見つけ出すことを得意としています。

「うちの家は耐震が心配」「理想の間取りがあるけど、費用はどれくらい?」「補助金は使える?」

そんなお悩みやご希望を、ぜひ一度私たちにお聞かせください。厚木市・海老名市エリアでの経験豊富なスタッフが、お客様と一緒になって、納得のいくリノベーションプランを考えます。

 


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