厚木市の二世帯住宅リノベーションの費用相場と後悔しないプランの秘訣|ブログ|厚木市のリノベーション&大規模リフォーム専門店「リノベハウス」

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2025.10.30

厚木市の二世帯住宅リノベーションの費用相場と後悔しないプランの秘訣

お役立ちコラム

厚木市や海老名市で、ご両親やお子さん家族との二世帯同居を考え始めたとき、まず気になるのが「リノベーションにいくらかかるのか」という費用相場ですよね。ネットで調べると様々な金額が出てきて、一体どれが自分たちに当てはまるのか、混乱してしまうかもしれません。

私たちリノベハウスは、二世帯住宅のリノベーションで最も大切なのは「価格」そのものよりも、「ご家族全員が納得できるプラン」だと考えています。なぜなら、二世帯住宅は家族構成も生活リズムも違う世帯が一緒に暮らす、非常に繊細な住まいだからです。 この記事では、一般的な費用相場をご紹介しつつ、それ以上に重要な「ご家族の要望を形にするプランニング」の秘訣や、費用が決まるまでのプロセスを、厚木・海老名エリアの事例を交えて解説します。

二世帯リノベの費用は3つのタイプ

家族会議が秘訣

二世帯リノベーションの費用は、「3つの暮らし方タイプ」のどれを選ぶかで大きく変動します。しかし、どのタイプを選ぶかは予算だけで決めるべきではありません。私たちリノベハウスが最初に行う「ヒアリング」のように、ご家族が「どこまで共有し、どこから分けるか」をじっくり話し合うことが、満足いくプランの第一歩です。

完全分離型(費用相場高め):お互いのプライバシーを最優先するプラン

【要望の例】「生活リズムが全く違う」「お互い気兼ねなく友人を呼びたい」「光熱費などはきっちり分けたい」 こうした要望をヒアリングで伺った場合、「完全分離型」をご提案します。玄関、水回り(キッチン、浴室、トイレ)を各世帯で独立させ、1階と2階などで完全に生活空間を分けるプランです。設備が2セット分必要になるため、費用相場は1,500万〜2,500万円程度と高額になりがちです。しかし、プライバシーが最大限守られるため、建て替えに近い感覚で、お互いのストレスを最小限に抑えられる点が最大のメリットです。

部分共有型(費用相場中間):程よい距離感とコストを両立するプラン

【要望の例】「玄関は一つでいい」「お風呂は広いものを共有したいが、朝の混雑を避けるためキッチンやトイレは別にしたい」 こうした柔軟な要望には「部分共有型」が適しています。例えば、玄関と浴室は共有し、2階に子世帯用のミニキッチンやトイレを増設するプランです。何を共有するかの組み合わせはご家族次第で、プランニングの幅が最も広いタイプです。費用相場は800万〜1,800万円程度と幅がありますが、ご家族の「ここだけは譲れない」という要望をヒアリングで明確にし、優先順位をつけることで、コストと利便性のバランスが取れます。

完全同居型(費用相場抑えめ):賑やかな暮らしと助け合いを重視するプラン

【要望の例】「食事はなるべく皆でとりたい」「孫の面倒を見てもらいやすい環境がいい」「費用はできるだけ抑えたい」 こうしたご家族には「完全同居型」をご提案します。寝室以外(LDK、水回り、玄関)をすべて共有するプランです。設備の増設が少ないため、費用相場は300万~1,000万円程度に抑えられます。ただし、LDKを家族全員が快適に使える広さに拡張したり、収納を増やしたりする工事が必要です。プライバシーの確保が課題になるため、ヒアリングでは生活音や来客時のルールなども想定したプランニングが求められます。

プランニングで変わる二世帯リノベの満足度

プランニング

費用相場はあくまで目安です。同じ「部分共有型」でも、ご家族の要望によってプランは千差万別。リノベハウスが重視する「ヒアリング力」と「プランニング力」は、まさにここで発揮されます。費用をかけるべき所、抑えるべき所を明確にし、家族全員の「小さな不満」を解消する工夫こそが、リノベーションの満足度を左右します。

ヒアリングで見つける「潜在的な要望」とは?

私たちがヒアリングで大切にしているのは、お客様が口にする「要望」の奥にある「潜在的な要望」を引き出すことです。例えば「キッチンを分けたい」という要望の裏には、「調理のペースが違うから気を遣う」「好きな時間にコーヒーを飲みたい」といった理由があります。もし理由が後者なら、立派なキッチンを増設せずとも、2階にミニキッチンを設けるプランで費用を抑えつつ満足度を高められます。逆に「収納を増やしたい」という要望には、「どこに」「何を」収納したいのかを徹底的にヒアリングし、ただ広い収納ではなく「玄関にコートクローク」「洗面所に下着収納」といった「適材適所」のプランをご提案します。

プランニング力で解決する「生活音」と「動線」の問題

二世帯住宅で最も多い後悔が「音」と「動線」の問題です。リノベハウスのプランニングでは、設計段階からこれを徹底的に回避します。例えば、ヒアリングで親世帯の就寝時間が早いと分かれば、子世帯のLDKや水回りの真下には親世帯の寝室を配置しません。どうしても配置が難しい場合は、床に防音材を厚く入れる、配管に防音処理を施すといったプランを組み込みます。また、朝の忙しい時間帯に玄関や洗面所が混雑しないよう、ご家族の生活リズムをヒアリングし、収納を設けたり動線を分けたりする工夫をご提案します。

建て替え?リノベーション?

要望を叶えられる二世帯住宅

リノベーションの費用が高額になる場合、「いっそ建て替えた方が…」と悩まれるのは当然です。ここでも「価格」だけでなく、「どちらがご家族の要望をより叶えられるか」という視点で比較することが大切です。厚木・海老名エリアの特性も踏まえて、両者のプランニングの違いを見てみましょう。

費用と工期で比較(リノベーションが有利なケース)

一般的に、建て替えは解体費用なども含め総額3,000万円以上、工期も半年~1年以上かかります。一方、リノベーションは既存の基礎や柱を活かすため、コストを抑えやすく、工期も3~6ヶ月程度で済むのがメリットです。特に「完全分離型」を希望する場合でも、建て替えよりは費用を抑えられるケースがほとんどです。「仮住まいの期間を短くしたい」「今の家の思い出(柱や梁)を残したい」という要望も、リノベーションならではのプランニングで実現可能です。

設計自由度と法律で比較(建て替えが有利なケース)

「間取りをゼロから全く新しくしたい」「最新の耐震・断熱性能を最高レベルで実現したい」という要望が強い場合は、建て替えが適しています。リノベーションでは既存の構造(柱や壁)の制約を受けるため、プランニングに限界がある場合もあります。 ただし、厚木市・海老名市の古い住宅地では、現在の法律(接道義務など)を満たせず「再建築不可」となっている土地もあります。その場合は建て替えができず、リノベーション一択となります。まずはご自宅が建て替え可能かどうかの調査も含めて、ご相談いただくのが確実です。

リノベハウスのヒアリング&プランニング

ヒアリング&プランニング

私たちは価格の安さではなく、お客様との対話を重ねて作り上げたプランニングに自信があります。ここでは、厚木・海老名エリアで実際に私たちが手がけた実例を元した、様々な事例の二世帯住宅リノベーションプランをご紹介します。

【部分共有】「お互いの気配」と「プライバシー」を両立したプラン

部分共有型

【お客様の要望】「1階の親世帯と2階の子世帯。玄関は共有したいが、LDKや水回りは分けたい。でも完全に分断されるのは寂しい」
【プランニングの工夫】玄関ホールに室内窓を設置し、お互いの「ただいま」「おかえり」の気配が感じられるようにご提案。2階にLDKと水回りを増設しましたが、1階の寝室の真上は避け、防音性の高い床材を採用。費用がかかる水回り増設は行いつつも、「緩やかなつながり」というお客様の最優先の要望をプランに反映し、費用相場内で高い満足度を実現します。(費用目安:1,600万円)

【同居型】「介護」と「孫との時間」を両立する動線プラン

完全共有型

 【お客様の要望】「将来の介護を見据え、1階で生活を完結させたい(親世帯)。でも、LDKは家族全員が集まれる広さが欲しい(子世帯)」
【プランニングの工夫】ヒアリングを重ね、1階の和室を親世帯の寝室に変更し、隣接する場所にトイレを増設。寝室からLDK、トイレまで車椅子でも移動可能な「回遊動線」をご提案。LDKは壁を抜き、子世帯の要望通り家族全員が集まれる広さを確保。費用は抑えつつ(同居型)、ご両親の「安心」と子世帯の「希望」を両立させたプランニングを提案しました。(費用目安:900万円)

施工実例はこちらのページで紹介しています。

リノベハウスが必ず確認する3つのこと

ヒアリングを大切にしています

二世帯住宅は、暮らし始めてから「こんなはずじゃなかった」という後悔が生まれやすいものです。価格交渉の前に、ご家族全員で必ず決めておくべきことがあります。リノベハウスでは、プランニングの初期段階で以下の3点を必ずヒアリングし、ご家族間の認識を合わせるお手伝いをしています。

お金のこと(費用負担、光熱費、将来の相続)

最も重要なのがお金のルール決めです。まず、リノベーション費用の負担割合をどうするか。例えば、親名義の家を子が費用を出してリノベした場合、贈与税の問題が発生しないか、家の名義(登記)をどうするか、事前に確認が必要です。また、暮らし始めてからの光熱費の分け方(メーターを分けるか、按分するか)や、将来的な相続(不動産)についても、この機会にご家族で話し合っておくことを強く推奨しています。こうしたデリケートな問題も、私たちが第三者の専門家として間に入ることで、スムーズな話し合いをサポートします。

生活ルールのこと(音、来客、家事分担)

 間取りプランだけでなく、生活ルールのすり合わせもヒアリングします。「子どもの足音がうるさい」「夜中の洗濯機の音が響く」「友人を呼ぶタイミングに気を遣う」「キッチンの使い方が違う」…これらはすべて、設計(プラン)で軽減が可能です。ご家族の生活時間帯や家事のスタイル、来客の頻度などを細かく伺い、例えば「夜間も使う水回りは寝室から離す」「玄関から直接LDKを通らず各世帯に行ける動線を確保する」といったプランに反映させます。

将来の変化のこと(介護、子どもの独立)

今は元気なご両親も、10年後、20年後は介護が必要になるかもしれません。また、今は小さいお孫さんも、いずれ独立して家を出ていきます。私たちは、「今がベスト」なだけでなく、「将来の変化」も見据えたプランをご提案します。例えば、今は収納として使うスペースを、将来的に車椅子対応のトイレに改修できるよう配管だけ準備しておく。子ども部屋は、将来間仕切りを外して広い一部屋にできる設計にしておくなど。長く安心して住み続けられるための「余白」を持たせたプランニングを心がけています。

まとめ

リノベハウス

二世帯住宅リノベーションの費用相場は、あくまで目安です。大切なのは、費用をかける「目的」をご家族全員で共有すること。私たちリノベハウスは、価格の安さで選ばれる会社ではありません。その代わり、お客様一人ひとりのご家族と徹底的に向き合い、「なぜそうしたいのか」という本音をヒアリングし、それを形にするプランニング力に自信があります。

厚木市・海老名市エリアで二世帯住宅を検討し始めたら、まずはご家族の「要望」を私たちに話してみませんか?「こんな暮らしがしたい」という漠然としたイメージで構いません。リノベハウスのヒアリングを通して、ご家族にとって本当に必要なプランと、そのための適正な費用をご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。


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